シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

東京ドキュメンタリー映画祭2020

当方がプログラム・ディレクターをつとめ、3年目となる「東京ドキュメンタリー映画祭」が、今年も新宿K's Cinemaで開催されます。ドキュメンタリー映画の新作を総ざらい。過去最高の51本を上映します。

https://tdff-neoneo.com/

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長編コンペ、短編コンペの他にお客様が受賞作を決める「観客賞」も開催。
特別上映「香港クライシス」、特集上映「映像の民族誌」もお見逃しなく。

【日程】2020年12月5日(土)~12月11日(金)
【場所】新宿 K’s Cinema
【形態】1日4回上映、計28プログラム

「長編コンペティション部門」10プログラム
「短篇コンペンティション部門」11プログラム
「特別上映 香港クライシス」 1プログラム
「特集 映像の民族誌」 6プログラム

www.youtube.com予告編


◉長編コンペティション
東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』
『焼け跡ダイアリー ~ツインカレンダー 双子暦記~』
『40年 紅どうだん 咲く村で』
パンデモニウム DieAter2』
『きりむすぶ』
『なれのはて』
『傍観者あるいは偶然のテロリスト』
『私はおぼえている』
『大月語』
『白根紙鳶見聞録 凧ノ国』

審査員
綿井健陽(映像ジャーナリスト・映画監督)
矢田部吉彦(東京国際映画祭シニアディレクター)

◉短編コンペティション
『Punk Save the Queen
『東京2018 プノンペン
『ヤジと民主主義』
ウーマンラッシュアワー村本大輔アメリカに行くまでドキュメンタリー vol.10 赤ちゃんになりたい/vol.11 嫌われることは無駄じゃない』
『沖縄と本土 一緒に闘う』
被爆死した米兵を追って』
『我が友・原子力放射能の世紀』
『あなたの瞳に話せたら』
『I Am Here ―私たちはともに生きている―』
『炉』
『有酸素ナンパ』
『想像』
『ベジタブル・バスケット』
ハンセン病を生きて』
『ピアノが私にくれたもの』
『Birth―めぐるいのち―』
『LOOKING FOR THAT―アレを探して―』
『二ヵ月』
『Bye Bye Daddy』
Queen Hisako』
『プロポーズ』
多摩川の野良猫写真家』
『私たちの山』
『THE LIMIT』
『セーブ・ザ・リーフ~行動するとき~』
『時と場の彫刻』
メランコリア
大野一雄三部作 光への四つの道』
『その先に、火を灯して』
『剣術 La Voix Du Sabre』

審査員
代島治彦(映画作家・プロデューサー)
井田博幸(映画プロデューサー)

メインのコンペティション部門では、3 年目にして過去最高の150 作品以上の応募が集まり、その中から厳選した長編10作品、短編 30作品のノミネート作を上映いたします。
原発問題、多様な性、人 と自然の共生、日本古来の祭事、東京オリンピック、コロナ禍の生 活など、激動の時代に対峙する力作が揃いました。

◉特別上映「香港クライシス」
『STAND WITH HK』
『中大防衛戦』

◉特集「映像の民族誌
『カムイチェプ サケ漁と先住権』
『カナルタ ―螺旋状の夢―』
『からむしのこえ』
『アッパ・オリの一日』
『プティー ジャライ族の墓放棄祭』
『デヴォキ~神に捧げられた女たち~』
『説経浄瑠璃 三代目・若松若太夫 一声二節のわざ』
『ナガのドラム』
『アルナチャール人類博覧会』

特集プログラムでは先住民族の権利、祭礼を描くほか、毎年人気を博す希少な「映像の民族誌」9作品をラインナップ。
特別 プログラムでは民主化運動に揺れる香港を捉えた2作品を上映します。
審査員による選考のほか、みんなで選ぶ「観客賞」もあり!
今年ははじめての試みとなる「映画検定1級特別賞」も創設しました。

映画検定1級特別審査員】
松崎まこと 井上健一 上窪田雅文 根岸史

12/11(金)の上映最終日には、審査員によるコンペティション部門のグランプリ発表のほか、各賞授賞式が開催。どなたでも入場無料です。


東京ドキュメンタリー映画祭事務局
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