シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

6/17『インディジナス 先住民に学ぶ人類学』刊行イベント

【6/ 17  (土)】『インディジナス 先住民に学ぶ人類学』(平凡社) 刊行記念
金子遊 × 今福龍太 トークイベント
青山ブックセンター本店(表参道)

日程 2023年6月17日 (土)
時間 18:00〜19:30
開場 17:30〜
料金 1,540円(税込)


先住民族(インディジナス・ピープル)について思考することから、人新世と呼ばれる時代を生きる私たちはいったい何を学ぶことができるでしょうか。

ベルナツィークがインドシナ半島の山岳地帯で遭遇したムラブリ族を金子遊監督が撮影したドキュメンタリー映画制作の道程、ティム・インゴルドの『メイキング』から導き出す創造行為の探究、ロバート・ガードナーが撮ったニューギニア島のダニ族の戦闘の文化的機能、マイケル・タウシグによる南米コロンビアの民衆の「共感呪術」の考察……。批
評家の金子遊さんが世界の人類学者たちの旅をたどり直し、映像を使ったフィールドワークによって、彼らと先住民の接触に光をあてた画期的な書『インディジナス 先住民に学ぶ人類学』。
トークのお相手は、『クレオール主義』や『群島−世界論』などで知られる文化人類学者の今福龍太さん。おふたりの旅の経験をもとに、人類学とアートの交点に立ち現れる創造的なものについて語っていただきます。

詳細&申込み https://aoyamabc.jp/products/indigenous

今福龍太 いまふく・りゅうた

1955年東京生まれ。文化人類学者、批評家。東京外国語大学名誉教授。 メキシコ、カリブ海アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在し人類学的なフィールドワークに従事。その後、国内外の大学で教鞭をとりつつ、2002年より奄美・沖縄・台湾の群島を結ぶ遊動型の野外学舎〈奄美自由大学〉を創設し主宰する。著書に『クレオール主義』『群島-世界論』(ともに水声社)『書物変身譚』(新潮社)『ハーフ・ブリード』(河出書房新社)『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(みすず書房読売文学賞)『宮沢賢治 デクノボーの叡知』(新潮選書、宮沢賢治賞・角川財団学芸賞)『原写真論』(赤々舎)など多数。最新刊に『言葉以前の哲学 戸井田道三論』(新泉社)。