※以下、個展のお知らせを転載します
BLUE HOUSE STUDIOでは7月18日(土)より映像展示『光学のフィールドワーク 〜金子遊・映像人類学の仕事〜』を開催いたします。
本展では映像作家であり民俗研究者である金子遊さんがこれまで長年に渡り行ってきた映像人類学の仕事を写真と映像で紹介いたします。本展ではその中でも、東南アジアや西アフリカでのフィールドワークにおいて撮影された憑依儀礼などの映像を通じて、辺境の地に残る人間と精霊が交感する世界をお届けします。
また、会期の初日から3日間は金子さん本人にご登壇いただき、トークを交えながら毎日違う内容で上映イベントを開催。映像人類学の世界へ深く踏み入っていきます(要予約)。
ぜひ多くの皆様にご高覧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
詳細&予約
https://www.instagram.com/p/DZwfmrCkYqD/?img_index=1

<展示紹介>
ラオスの狩猟採集民を撮った映画『森のムラブリ』が評判になった映像作家が、これまでの映像人類学の仕事を、写真と映像で振り返る個展。
従来の文化人類学は現地調査と論文による報告が主だが、そこに光学レンズ(写真やヴィデオカメラ)を使ったフィールドワークが加わるとどうなるのか?
ヴードゥー教が生まれたベナンの地で、死霊に憑依された踊り手が託宣を伝える『呪術師ボコノとヴォドゥン儀礼』。呪術師が踊り手たちに祖霊や動物霊を憑依させるジャワ島の芸能を撮った『憑依の宴』など、金子は写真と映像を通じて、人びとが精霊とダイレクトに交感するフォークロアを記録する。
著書『光学のエスノグラフィ』や共編著『ジャン・ルーシュ』で映像人類学を掘り下げてきた金子は、四半世紀のあいだ、西アフリカ、ブラジル、インドネシア、東ヒマラヤ、ラオスなどでフィールドワークを行い、民間信仰や祭祀の写真撮影と映像制作をつづけてきた。
その全貌が縄文の里・朝日村で、ついにひも解かれる!
<展示概要>
『光学のフィールドワーク 〜金子遊・映像人類学の仕事〜』
2026年7月18日(土)~8月2日(日)
11:00-17:30
火・水 ・木 休み
**初日3日間の午後にイベントがあり、その間は展示鑑賞のみの入場はできません。ご注意ください**
会場:BLUE HOUSE STUDIO
長野県朝日村針尾1037-6
<上映イベント・トーク>
3日間すべて14:30開始
入場 1500円
定員 15名 要事前予約
予約方法:
①インスタからメッセージ
②e-mail

7月18日(土) 「映像人類学とは何か」
(金子遊によるトーク)
「ドキュメンタリー映画の父」と呼ばれるロバート・フラハティが1922年に手がけた、記録映画の原点とも言える作品『極北のナヌーク』を鑑賞しながら、映像人類学について語ります
7月19日(日) 短編集上映「インドネシアの秘祭」
(トーク:金子遊x宇賀神拓也 (ギャラリー主宰))
ジャワ島の芸能ジャティランを撮った『憑依の宴』や、水牛供犠で死者の魂を送る『トラジャ族の水牛供犠』全編上映の他、山奥のスンダ人や離島の祭祀映像を蔵出し。心臓の弱い方は要注意。
7月20日(月) 短編集上映「精霊たちとの交感」
(トーク:金子遊x宇賀神拓也 (ギャラリー主宰))
『呪術師ボコノとヴォドゥン儀礼』『アルナチャル人類博覧会』『バナ族のゴング音楽』全編上映の他、ブラジルの混血シャーマンに迫る『ウンバンダの憑依儀礼』、『バリ島のケチャ』を監督の解説付きで
<展示作家>
金子 遊(かねこ・ゆう)映像作家、民俗研究者。映像と人類学/民俗学のはざまで探求を続ける。映画『森のムラブリ』(2019)が全国劇場公開。『フイルム・フェティッシュ』(2022)はロッテルダム国際映画祭で正式上映。著書『映像の境域』でサントリー学芸賞受賞。他の著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)、『インディジナス 先住民に学ぶ人類学』(平凡社)、『マクロネシア紀行』『秘境アジア探訪記』『辺境アジアの東北をめぐって』(アーツアンドクラフツ)など多数
<展示内容(予定)>
ギャラリー内にプロジェクター2台を利用した映像作品と写真作品を展示。
::映像作品::
『精霊の降臨』
- 『呪術師ボコノとヴォドゥン儀礼』(西アフリカ)※抜粋
- 『憑依の宴 ジャワ島のジャティラン』(インドネシア)※抜粋
- 『バナ族のゴング音楽』(ヴェトナム)※抜粋
『秘境の人びと』
- 『トラジャ族の水牛供犠』(スラウェシ島)※抜粋
- 『黄色い葉の精霊』(ラオス)
- 『アパタニ族の悲歌』(東ヒマラヤ)
⇒展示作品は全編が上映イベントにて、撮影者の解説付きで見れます。
::写真作品:: 約10点