シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

折口信夫論を寄稿

『折口信夫 死と再生、そして常世・他界』小川直之=編に、折口信夫論を書きました。 「山のわざおぎ―湯立て神楽の常世観」と題し、奥三河の花祭の折口信夫の芸能論・民俗論を考察しています。 詳細 http://www.webarts.co.jp/book/book_125.htm 折口信夫 死…

「新潮」にエッセイ寄稿

発売中の文芸誌「新潮」6月号に、エッセイ「アピチャッポンの森に分け入る」を寄稿ました。 東北タイを旅して、民話を調べたり呪術師に会ったりしたときのことを書きました。 なかなか好評です。 http://www.shinchosha.co.jp/shincho/

映画『山の民』研究発表

日本映像学会第44回大会の2日目に、研究発表をします。 今年は、5/26(土)5/27(日)に東京工芸大学・中野キャンパスで開催です。 https://eizo2018.jimdo.com/%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E6%A6%82%E8%A6%81/ 当方は、タイ映画の名匠ウィチット・クナーウットが監…

「美術手帖」に書籍紹介

「美術手帖」2018年6月号「アートと人類学」に、翻訳したティム・インゴルド著『メイキング』の書籍紹介が載りました。 この号、すばらしいので是非お手にとってください。 http://www.bijutsu.press/books/2018/04/bt-1806.html

『混血列島論』刊

5冊目となる単著『混血列島論 ポスト民俗学の試み』が刊行されました。 文学、映像、フォークロア研究をミックスした民俗学・人類学系の文章を集めた論集です。 全国の書店、ネット書店などでお手にとってみてください。 詳細&目次 http://filmart.co.jp/b…

マニラ―光る爪

「本の森」という読書エッセイが「京都新聞」「伊勢新聞」「北國新聞」に掲載。 『マニラ―光る爪』エドガルド・レイエス著と、ビサヤ諸島への旅について書きました。共同通信なので20ほどの地方紙に出るそうです。 「北日本新聞」のサイトでも読むことができ…

『メイキング』書評

共訳したティム・インゴルド著『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』の書評が出ました。 「建築討論」という媒体で、評者は市川紘司さん。https://goo.gl/ieQDv1 「職人的な経験則と柔軟な即興性、そしてコミュニケーションの往来によって「ある程度の…