2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2011年に公開されて見た洋画のベスト10です。 2011年はなんと行っても、50年近く前に制作されたグラウベル・ローシャの映画群を、映画館のスクリーンで観られたことが事件だった。 シネマ・ノーヴォという文脈から切り離されたとき、ローシャが真に宗教、文…
昨年、井筒俊彦の『露西亜文学』が復刊されことは嬉しかった。 コーランの翻訳や『意識と本質』などの宗教論的な著作がある一方で、このように文学の文章もある。 中公文庫に入っていた『ロシア的人間』も読んだことがあった。 ペテルブルグに都を打ち立てて…
ドキュメンタリー映画の最前線メールマガジン「neoneo」182号(2012.1.15)で、 「わが一押しのドキュメンタリー映画2011」アンケート発表をやっています。 清水浩之、若木康輔、石坂健治、佐藤寛朗、水野祥子、萩野亮、伏屋博雄ほかの方々が書いています。 …
ラース・フォン・トリアーの新作『メランコリア』を観ました。 前作『アンチクライスト』のような、CMライクなスローモーション映像は冒頭だけでした。 全編ドグマ95的な手持ちカメラです。 『メランコリア』予告篇 キルスティン・ダンストがカンヌ映画祭…
月刊エルダーの12月号では、ドキュメンタリー映画『水になった村』を取り上げました。 インターネット上でも読めるようになったので、下記でお読みください。 http://www.jeed.or.jp/data/elderly/elder/download/2011_12-23.pdf ダムの底に沈むことになった…
明けましておめでとう御座います。 今年も何卒よろしくお願い致します。 今年は年頭から威勢のいいニュースで始めたいと存じます。 今年「ドキュメンタリー映画のメールマガジン neoneo」を大幅にリニューアルし、国内唯一のドキュメンタリー専門媒体として…