シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

三田文学新人賞

johnfante2011-09-22

このほど、三田文学新人賞(評論部門)を頂きました。
下記に毎日新聞に出た記事をコピペしておきます。


評論は「弧状の島々 ソクーロフネフスキー」というタイトルで、ロシアの映画作家アレクサンドル・ソクーロフと、同じく民族学者のニコライ・ネフスキーが時を超えて、宮古島奄美大島で交錯するという内容です。
柳田國男折口信夫島尾ミホといった文学者たちも登場します。10月10日前後に発売される三田文学秋季号に掲載されますので、ぜひともお読みください。


http://www.mitabungaku.jp/


 


三田文学新人賞:小説部門の当選作は長野慶太さん「女子行員・滝野」
 ◇第18回三田文学新人賞
 『三田文学』創刊100年を記念し、例年の「小説」「評論」に「詩」「戯曲」を加えた計4部門で選考された。
 小説部門の当選作は長野慶太さんの「女子行員・滝野」、佳作は菅野宗さんの「シネマ・ロマン」、吉増剛造奨励賞に片岡周子さんの「玉響(たまゆら)」。長野さんは慶応大卒、米国在住、45歳。菅野さんは塾講師、東京都在住、32歳。片岡さんは慶応女子高在学中、東京都在住、18歳。
 評論部門の当選作は金子遊さんの「弧状の島々 ソクーロフネフスキー」。金子さんは慶応大卒、フリーライター、神奈川県在住、36歳。
 詩部門の当選作は大嶋賢利さんの「ラーク」と吉田誠一さんの「郷愁」、坂手洋一奨励賞に清中愛子さんの「宇宙みそ汁」。大嶋さんは東京都在住、42歳。吉田さんは立教大卒、神奈川県在住、52歳。清中さんは東京芸術大卒、神奈川県在住、31歳。
 戯曲部門は該当作がなかった。
 賞金は当選作が50万円、佳作が10万円。当選作は10月11日発売の『三田文学』秋季号に掲載される。
 授賞式は同29日夕、慶応大三田キャンパス内の南校舎3階大ホールで開かれる予定。
毎日新聞 2011年9月12日 東京夕刊)
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110912dde018040040000c.html