シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

映画ナタリーの記事

johnfante2018-03-21

映画ナタリーのサイトに、共編『映画で旅するイスラーム』の記事が出ました。


https://natalie.mu/eiga/news/273506



イスラーム映画祭3」で日本初公開作含む13本上映、公式ガイドも発売
2018年3月15日


特集上映「イスラーム映画祭3」が3月17日から23日にかけて東京・ユーロスペースにて開催される。
イスラム文化圏で生きる人々を描いた作品を特集する同映画祭。ラインナップには、イスラエルの刑務所で出産した女性の実話をモチーフにした「ラヤルの三千夜」、カザン国際ムスリム映画祭でグランプリに輝いた「アブ、アダムの息子」、インド・パキスタン分離独立を題材にした「熱風」、さまざまな境遇に置かれるアフガニスタンの女性たちを捉えたドキュメンタリー「モーターラマ」、ソ連崩壊後に独立したタジキスタンで初めて製作された映画「トゥルー・ヌーン」など13本が並ぶ。うち5本は日本初公開の作品。


なお本日3月15日、イスラーム映画祭の公式ガイドブック「映画で旅するイスラーム 知られざる世界へ」が発売された。映画祭のプログラムディレクター・藤本高之と批評家・映像作家の金子遊が編者を務めた同書では、「少女は自転車にのって」「パラダイス・ナウ」「アフガン零年」「ソニータ」などイスラム教にまつわる70本の映画が紹介されている。そのほか作品に関連した6つのコラムやイスラム文化圏の基礎知識コーナーも掲載。コラムの執筆陣には古居みずえ、景山咲子らが名を連ねた。


イスラーム映画祭3」は愛知・名古屋シネマテークと兵庫・元町映画館でも順次開催。ユーロスペースでは連日ゲストを迎えたトークセッションも行われる。鑑賞料金や上映スケジュールなど詳細は劇場の公式サイトで確認してほしい。