2014-01-01から1年間の記事一覧
「図書新聞」12/6号に、「軍国主義者から普遍文学への軌跡―対談 田中和生×金子遊」が掲載されました。 9/14(日)に田中和生さんの著書『吉本隆明』の刊行を記念して、ジュンク堂渋谷店で行ったトークイベントの採録です。 祖父母の世代にあたる吉本隆明をど…
雑誌「映画芸術」2014年秋号に、松本俊夫さん、波多野哲朗さん、黒坂圭太さんとの鼎談が掲載されました。 <松本俊夫著「逸脱の映像 拡張・変容・実験精神」をめぐって おわりなき「逸脱へ」>です。 松本俊夫さんの第6評論集について、みなさんで徹底的に…
月刊エルダーの連載にて、スウェーデンのベストセラー小説の映画化『100歳の華麗なる冒険』の評を書きました。 100歳の老人がホームから脱出して、なんともおかしな珍道中を繰り広げる。 実はこの老人、フランコ将軍やスターリンなど知り合い、近現代史の重…
第七藝術劇場での大阪公開がはじまった、映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』。 ポレポレ東中野にておこなった鼎談、太田信吾(同作監督)×若木康輔(構成作家)×金子がneoneo webに掲載されました。 下記で読むことができます。 ちょっとしたハ…
12/14(日)10時の回上映後、新宿ケイズ・シネマで、アフタートークに出ます。 「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー山形 in 東京」で上映される、ミシェル・クレイフィ監督の名作『石の賛美歌』(90)の上映後です。 第一次インティファーダの時期に、パレ…
颱風グラフィックス社のサテライト番組に出演しました。 マルチ・アーティストのボリス・ヴィアンと、パリのサンジェルマン・デ・プレ文化についてトークしました。 下記のアドレスで視聴することができます。 Vol.1 http://vimeo.com/112351446 Vol.2 http:…
インタビュー連載「ドキュメンタリストの眼」で、フリージャーナリストの綿井健陽さんにインタビューしました。下記で読むことができます。 http://webneo.org/archives/26736 綿井健陽さんといえば、2003年のイラク戦争のときにバグダッドに残って、報…
めちゃくちゃ忙しかったので、事後報告になりますが…。 昨夜、ドキュメンタリー映画「ミタケオヤシン」公開直前!先行プレミア試写会 in ダーウィンルームにトーク出演しました。 下北沢のダーウィンをテーマにした古書とグッズのショップ「ダーウィンルーム…
90代での新作上映会「ジョナス・メカスとその日々を見つめて」で、詩人の吉増剛造さんとトーク出演します。 チケットが残りわずかですので、お早めのご予約を。 予約&詳細ページ http://www.uplink.co.jp/event/2014/33117 メカスの新作『幸せな人生からの…
「現代詩手帖」11月号が発売されました。 3年間続けてきた連載「映像詩の宇宙」の最終回、「ジル・ドゥルーズとマルグリット・デュラス」も掲載されています。 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_1299.html ドゥルーズの『シネマ』における映…
11/21(金)の夜に、アップリンクでトークに出ます。 ボスニア紛争終結20年、傑作戦争映画『ノー・マンズ・ランド』上映&トークショー 詳細ページ http://www.uplink.co.jp/event/2014/32852 日時:2014/11/21(金)開場19:00 上映19:15 ※上映終了後トーク…
「月刊エルダー」10月号に、『サンシャイン/歌声の響く街』の映画レビューを書きました。 下記のサイトでも読めるようになりましたので、ぜひ。 http://www.jeed.or.jp/elderly/data/elder/book/elder_201410/index.html#page=67 熟年夫婦を描いた人気ミ…
詩の練習13号 吉増剛造特集作者: 吉増剛造,金子遊,樋口良澄,菊井崇史,吉田文憲,林浩平,杉中昌樹出版社/メーカー: ART SPACE出版部 販売:密林社発売日: 2014/11/09メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る ART SPACE出版部から、…
月刊エルダーの連載で、『クロワッサンで朝食を』について書きました。 https://www.jeed.or.jp/elderly/data/elder/201409.html ジャンヌ・モロー主演の「パリの異邦人」を描いた重厚なドラマです。 エストニア移民の気むずかしい老女と、同じエストニア移…
第19回釜山(プサン)国際映画祭に4日間のスケジュールで行ってきます。 すでに渡辺謙さんら芸能人のレッドカーペットや、杉野希妃さんの新人監督賞受賞で盛り上がっている様子。 当方はフォーラム部門のセレモニーの直後、「3・11後の日本映画の傾向」…
新作の長編ドキュメンタリー『インペリアル/戦争のつくり方』の上映会をおこないます。 10/6(月)19時30分より、渋谷のアップリンクにて。 上映後は福島みずほ氏(社民党)をお招きし、「平和憲法と戦争反対を考える」トークイベントを開催。 イベント詳細…
月刊「レコンキスタ」9月号に、論説「ガザから遠く離れて」を書きました。 全文は本誌でお読み下さい。 書泉グランデ、模索舎、タコシェなどで手に入ります。 http://www.issuikai.jp/reconquista.html 2014年夏のイスラエルによる、パレスチナのガザ地区へ…
月刊「エルダー」の連載にて、『毎日がアルツハイマー2』の評を書きました。 ネット上でも下記で読めるようになりました。 https://www.jeed.or.jp/elderly/data/elder/book/elder_201408/index.html#page=1 アルツハイマーになったお母さんですが、抑鬱段…
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)の「世界が湧いた、羽仁進特集」にて、岡田秀則さん(フィルムセンター主任研究員)とトークに出ます。 岩波映画のこと、羽仁監督のドキュメンタリー映画の魅力についてなど。 特集の初日ですので、盛り上げるためにも是非…
「現代詩手帖」9月号に「映像詩の宇宙」の連載を書きました。 松本俊夫の詩的映像と、ドゥルーズの時間イメージを比較。 主に、ドゥルーズがジガ・ヴェルトフの映画に見た運動イメージの極について書いています。 ぜひとも書店で、お手にとってみてください…
奈良前衛映画祭が設立7周年を機に、「AGE Movie Fes」として生まれ変わります。 テーマは前衛&エンタテインメント。 9/30締切で、映画&映像作品をYoutube経由で応募しています。 詳細サイト http://goo.gl/dT2GY6
公開中の映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』のトークイベントにでます。 太田信吾監督、構成作家で映画ライターの若木康輔さんと3人で語ります。 是非とも、この機会に見に来てください。 詳細サイト http://www.mmjp.or.jp/pole2/ 日時:8/31…
ポレポレ東中野で公開されている『わたしたちに許された特別の時間の終わり』。 その映画パンフレットに解説/評論を書きました。 プロデューサーさんがそれを読んで、号泣して下さったとのこと。 <目次> ・イントロダクション ・太田信吾監督ロングインタ…
一ヶ月にわたって、イスラエル軍によるガザ侵攻が続いています。 世界各地で非難の声があがっていますが、彼らは耳を傾けようとしません。 2012年11月にパレスチナを訪れた私は、2013年12月に刊行された『アジア映画で<世界>を見る』(作品社)に「神話批…
やまかわうみ〈Vol.9(2014年)〉総特集 柳田國男・日本縦断の旅作者: アーツアンドクラフツ出版社/メーカー: アーツアンドクラフツ発売日: 2014/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 季刊の自然民俗誌「やまかわうみ」にて、連載「南洋の…
月刊「エルダー」に『八月の鯨』のレビューを書きました。 webでも読めるようになりましたので、下記でご覧下さい。 http://www.jeed.or.jp/elderly/data/elder/201407.html 出演は当時91歳のリリアン・ギッシュほか、往年の名優たちばかり。 監督は『if …
米国アニメーション界の鬼才「クリス・サリバンの来日記念番組」が完成。 吉田アミさん、CALFの土居伸彰さんと共に出演、『コンシューミング・スピリッツ』や短編アニメーションの魅力について語りおろしました。 制作は颱風グラフィックスのMiura氏です。 …
春の「GEORAMA2014」でも熱狂的にむかえられた、米国アニメーションの鬼才クリス・サリバンの『コンシューミング・スピリッツ』。 デイヴィッド・リンチやコーエン兄弟など、アメリカ社会の暗部を描く作風と同じ空気感があります。 私自身も経験したアメリカ…
「現代詩手帖」7月号に、連載「映像詩の宇宙」の第14回を書きました。 今回は「松本俊夫と詩的映像のシステム」というタイトルです。 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_1182.html 昨年の秋に月曜社から出版され、当方が編者をつとめた松本…
すでに書店で販売されていた月刊「エルダー」の連載が、サイトにも公開されました。 WEBブック、PDF、テキストの3種類で読むことができます。 http://www.jeed.or.jp/elderly/data/elder/201406.html 先月はダスティン・ホフマン監督の『カルテット!…