シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

バウンティハンター ②

現代の賞金稼ぎ、ドッグ・チャップマンの続きです。 連続強姦魔、アンドリュー・ラスター デュアン・ドッグ・チャップマンの名を不動のものにしたのが、2003年のアンドリュー・ラスターの事件である。 アドンリュー・ラスターは、大手の化粧品会社マックス・…

neofest ベストセレクション

最近、告知ばかりですみません。 小川町neoneo座の「neofestベストセレクションにて、『ベオグラード1999』の上映があります。 「neofest2009春」 観客投票第1位 (ドキュメンタリー/75分/2009年) 日時 : 12/5(土) 19:13〜20:28 場所 : 小川町neoneo…

TAMA CINEMA FORUM 映画祭

明日、11/25日(水)はTAMA CINEMA FORUM 第19回映画祭での上映があります。 お近くの方は、是非お立ち寄り下さい。 TAMA CINEMA FORUM 第19回映画祭にて、『ベオグラード1999』が上映されます。 「TAMA NEW WAVE」ある視点〜ドキュメンタリー・ナイト〜とい…

バウンティハンター ①

保釈金制度 賞金首をねらう賞金稼ぎといえば、もはや映画の世界と思うかもしれないが、アメリカでは、現在も日夜バウンティハンターが命をかけて戦っている。 州によっては登録制のところもあるが、無登録で開業できるところもある。私立探偵と同じようもの…

「山形国際ドキュメンタリー映画祭」評

右写真は大賞を獲得した『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』 映画芸術DIARYで不定期連載している「闘うドキュメンタリー映画時評」。 今回は2009年10月に行われた、山形国際ドキュメンタリー映画祭について書いています。 http://eigageijuts…

『マレー蘭印紀行』 金子光晴

右写真は、バトゥバハの日本人クラブ 洗面器 開高健の小説に「洗面器の唄」という短編小説がある(講談社文芸文庫『戦場の博物誌』所収)。 むろん、金子光晴の「洗面器」(『女たちのエレジー』)という詩にかけたものである。 洗面器のなかの さびしい音よ…

上映とゲスト講義

11月11日(水)に奈良前衛映画祭の受賞を記念して、東京外国語大学にて上映会とゲストトークがあります。 お近くの方は是非お立ち寄りください。 上映作品 『ぬばたまの宇宙の闇に』 2008年/59分/8mm-16mmハイブリッド 日時:2009年11月11日(水)10時…

ドキュメンタリー時評

「闘うドキュメンタリー時評」の2本目を書きました。 今回は山形国際ドキュメンタリー映画祭2009についてです。 主に触れているのは、大賞にあたるロバート&フランシス・フラハティ賞を受賞した『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』。 それにギー…

奈良前衛映画祭

前作『ぬばたまの宇宙の闇に』(2008)が奈良前衛映画祭にて、NAC賞(最優秀作品)を頂きました。 詳しくは下記をご参照下さい。 発表記事 http://www.nara-zenei.com/index.html 作品紹介 http://www.nara-zenei.com/nac/nac.html 10年間かけて、8ミリフ…