『島尾敏雄・ミホ 共立する文学』河出書房新社編集部（編）に、島尾ミホ論を寄稿しました。
敏雄生誕１００年・ミホ没後１０年記念、総特集の書籍です。
当方は「花綵列島の独唱曲（アリア）」と題して、島尾ミホの文学と映像やパフォーマンスについて論じています。
詳細 https://honto.jp/netstore/pd-worklist_0628538057.html
『島尾敏雄・ミホ 共立する文学』目次
裂断と転換 吉増剛造 述 ２−１０
捜妻記 島尾敏雄 著 ６０−６９
治療 島尾敏雄 著 ７５−８５
家の中 島尾敏雄 著 ９４−１０９
兄といもうと 島尾敏雄 著 ７０−７４
日日の移ろいの中で 島尾ミホ 著 ２２−２７
夫・島尾敏雄の遺書として 島尾ミホ 著 ４８−５１
短歌との由縁 島尾ミホ 著 １１０−１１４
島尾敏雄の文学について 島尾ミホ 述 ２８−３７
かんてぃみ 島尾ミホ 著 １２８−１４０
島尾敏雄の空間錯誤 今福龍太 著 １２−１７
生き延びるということ 宮地尚子 著 １８−２１
おとうさまはとおい 島尾マヤ 著 ９２−９３
父母のいない風景 島尾伸三 著 ８６−９１
島尾敏雄と久坂葉子 志村有弘 著 １２２−１２５
追憶の中に生きる夫婦 篋底の手紙 吉村弥依子 著 １２６−１２７
藪の中の家族 花田里欧子 著 １５２−１５７
内にむかう旅 島尾敏雄 述 ３８−４７
平和の中の主戦場 島尾敏雄 述 ５２−５８
アマミの宇宙を歩いて 島尾ミホ 述 １１５−１２１
『死の棘』の内側 島尾ミホ 述 １４１−１５１
特攻戦発動！ 島尾敏雄 述 １７６−１８４
映画『海辺の生と死』を撮る 越川道夫 著 １５８−１６３
弛緩した時間のあとにやってくるもの 月永理絵 著 １６４−１６７
花綵列島の独唱曲 金子遊 著 １６８−１７５
