シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

2017-01-01から1年間の記事一覧

サントリー学芸賞贈呈式の記事

「週刊読書人ウェブ」に「第39回サントリー学芸賞 贈呈式」が掲載されました。 去る12月11日にホテル・ニューオータニでおこなわれた授賞式の様子がレポートされています。 http://dokushojin.com/article.html?i=2556

大林宣彦監督とニコ生に出演

12/18(月)19:30〜ニコニコ生放送に出演します。 「大林宣彦監督・土屋Pが出演 アンケで決定! 制作費争奪「ドキュメンタリー虎の穴」という番組です。 下記のアドレスから視聴できます(ニコニコに会員登録が必要)。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv30…

『映像の発見=松本俊夫の時代』トーク

12/17日(日)16:30〜の回上映後、シアター・イメージフォーラムにてトークに出ます。 『映像の発見=松本俊夫の時代 4実験映画篇』上映後、筒井武文監督x金子遊のトークイベント。 松本俊夫のヴィデオアート、実験映画、エクスパンデッド・シネマについて縦横…

『ドキュメンタリー映画術』イベントレポート

2017年10月31日にジュンク堂池袋本店でおこなわれた、拙著『ドキュメンタリー映画術』の刊行記念イベント。 「金子遊×森達也トークイベントレポート」として、「週刊読書人」11/14号に掲載されました。 全文が下記の読書人のサイトで読めるようになりました。…

12/6(水)DOMMUNE出演

12/6(水) 21:00-24:00に、東京・渋谷のライブストリーミングチャンネル/スタジオ「DOMMUNE」にトーク出演します。 テーマは「追悼:松本俊夫『映像の発見=松本俊夫の時代』」です。 その時間に下記のサイトで聴くか、1500円でスタジオ(有料)でも観覧で…

文藝別冊 大林宣彦

佐野亨さん編集の『文藝別冊 大林宣彦』が刊行されました。12月には大林監督の新作『花筐』も公開されます。 淀川長治、真魚八重子、三留まゆみさんらに混ざって、当方も「フィルム・アンデパンダンの時代」という論考を寄稿しました。 目次 https://goo.gl/…

映画『インペリアル』@ユーロスペース

日藝映画祭「映画と天皇」が12/9(土)〜12/15(金)に、渋谷のユーロスペースで開催されます。 平成生まれの若者が、元号が変わることを契機に、映画によって「平成とは何か」「天皇とは何か」を考えるという企画。 亀井文夫、岡本喜八、ソクーロフ、若松孝…

映像学会の会報にエッセイ

日本映像学会の会報180号に、エッセイを寄せました。 「映画と地域的研究の交点を探るアジア映画研究会」と題し、10月から学会の研究会として復活する「アジア映画研究会・第二期」を紹介しています。 紙とPDFデータの両方で配布されています。 下記のPDFで…

訳書『メイキング』刊行イベント

ティム・インゴルド『メイキング』(左右社) 刊行記念 人類から「つくること」があふれ出す 吉増剛造 × 金子遊 トークイベント 日程:2017年11月14日 (火) 時間:19:00〜20:30(開場:18:30〜) 詳細&予約 http://www.aoyamabc.jp/event/making1/ 『ラインズ…

フェローシップ報告

2017年2月〜3月にかけて、国際交流基金のフェローシップの助成をいただきました。 「タイとカンボジアの映画とその背景にある歴史民俗の研究」と題して、両国のフィルム・アーカイヴに通い、主に少数民族に関するフィールドワークをおこないました。 その写…

『メイキング』読売新聞書評

共訳した『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』ティム・インゴルド著。 書評が10/15の読売新聞で掲載されました。 評者は、伊藤亜紗さん(美学者・東京工業大准教授) 下記サイトでも読むことができるようになりました。 http://www.yomiuri.co.jp/life…

『ニコトコ島』『石と歌とペタ』解説

現在、シアター・イメージフォーラムで公開中、大力拓哉と三浦崇志による映画『ニコトコ島』『石と歌とペタ』。 そのプレスリリースと公式サイトに解説文を寄稿しました。下記で読めます。 映像で書いたカフカの寓話のような、非常にオリジナルな作風です。 …

10/31 森達也さんとトーク

著書『ドキュメンタリー映画術』の刊行記念トークがあります。 10月31日(火)19:30〜ジュンク堂池袋本店で、森達也さん(映画監督)とお話します。 森さんの著書『ドキュメンタリーは嘘をつく』から10年余、いまドキュメンタリーをどうお考えなのかお聞きで…

『エドワード・ヤン 再見/再考』

フィルムアート社から刊行された書籍『エドワード・ヤン 再見/再考』に、『台北ストーリー』論を寄せました。 執筆陣は蓮實重彦、四方田犬彦、片岡義男、丹生谷貴志、樋口泰人、橋本一径、管啓次郎、瀬田なつき、富田克也、廣瀬純、オリヴィエ・アサイヤス…

映画『おクジラさま』

『ハーブ&ドロシー』の佐々木芽生監督に、新作についてインタビューしました。 太地町のイルカ・クジラ漁について、賛成派と反対派の騒動を撮ったドキュメンタリーです。 Yahoo!!ニュースに掲載されました。 日本伝統のクジラ・イルカ漁を『ザ・コーヴ』と…

ゲンロンカフェに出演

東浩紀さんが主宰するゲンロンカフェ(五反田)のトークイベントに、10/14 (土)に出演します。 【ポスト映画論講義 #4】金子遊×清水高志×渡邉大輔「哲学と映像の『存在論的転回』――『実在への殺到』と『映像の境域』の交点から考える」です。 おそらく、ミシ…

「図書新聞」に対談掲載

「図書新聞」2017年9/16号に、伊藤俊治×金子遊の対談「映像はもっとオーガニックで境域的な創造物」が掲載されました。 『映像の境域』刊行を記念した、ジュンク堂池袋店での対談を採録。一面を丸々つかった大きな記事です。書店や下記サイトでお求め下さい …

ツイン・ピークス読本

25年ぶりにデイヴィッド・リンチの手が再開した、伝説のテレビ番組『ツイン・ピークス The Return』。 それに合わせて刊行された『ツイン・ピークス Into the Black Lodge』に原稿を書きました。 「北西部の風土をインスタレーションする」という論考で、ツ…

『島尾敏雄・ミホ 共立する文学 』

『島尾敏雄・ミホ 共立する文学』河出書房新社編集部(編)に、島尾ミホ論を寄稿しました。 敏雄生誕100年・ミホ没後10年記念、総特集の書籍です。 当方は「花綵列島の独唱曲(アリア)」と題して、島尾ミホの文学と映像やパフォーマンスについて論じて…

ドキュメンタリーマガジンneoneo 9号

ドキュメンタリーマガジンneoneo #09[2017 Summer]が刊行されました。 完全保存版「いのちの記録 障がい・難病・介護・福祉」です。 全国の書店の映画コーナー、アマゾンなどのネット書店、ミニシアター、ミュージアムショップで購入できます。 当方は雑誌…

ジャン・ルーシュのシンポジウム登壇

8/30(水)の夜に、ジャン・ルーシュのシンポジウムに登壇します。 場所は草月ホール、主催はアテネ・フランセ文化センター、アンスティチュ・フランセなど。 詳細ページ http://www.athenee.net/culturalcenter/program/rou/rouch.html - シネマ・ヴェリテ…

七里圭イベント・レポート

2015年から16年にかけて出演した、七里圭監督が主催する連続講座「映画以前、映画以降、映画辺境」のトークイベント。 渋谷のアップリンク・ファクトリーで行なわれたイベントの、レポートページが出来たそうです。 下記でお読みください。 第9回「静止した…

キネマ旬報に『映像の境域』書評

発売中の「キネマ旬報」2017年8月下旬号に、拙著『映像の境域』の書評が掲載されました。 評者は、映像評論家の西村智弘さん。 「彼は、アヴァンギャルドの映像表現について語りながら、境域的であることこそが創造力の源泉であり、映像表現にとっての本質で…

neoneoにアピチャッポン書評

共編著『アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト』 の書評が、neoneo webに掲載されました 評者は佐藤奈緒子さん。1本の批評としても、おもしろく読める文章です。 http://webneo.org/archives/43295 <編著者の金子遊は、世界中にある「…

『映像の境域』刊行トーク

新著『映像の境域』の刊行記念トークイベントが、8/5(土)にジュンク堂池袋本店でおこなわれます。 詳細 https://honto.jp/store/news/detail_041000022296.html?shgcd=HB300 『映像の境域』(森話社)刊行記念 金子 遊×伊藤 俊治トークセッション 「アート…

リティ・パン監督インタビュー

カンボジアのリティ・パン監督にインタビューしました。 『S21クメール・ルージュの収容所』や『消えた画』、『ドッチ 地獄の収容所長』など、ご自身と家族がクメール・ルージュによる虐殺の被害者であり、その時代をテーマにした劇映画やドキュメンタリーを…

ドキュメンタリーのハードコア

7/17(月祝)19時〜「西澤諭志特集:ドキュメンタリーのハードコア」@渋谷アップリンクに、西澤監督とトーク出演します。 東京、台北、ハノイで撮られた、写真家による3本のドキュメンタリー作品が上映されます。 http://www.uplink.co.jp/event/2017/48265

アヴァンガルド・トーク

NY在住の映像作家・西川智也さんがプログラムした、下記のイベントのトークに出ます。 現代アメリカン・アヴァンガルド傑作選2017 「ランドスケープと実体 Landscape and Substances」「わびしいリアリティ A Bleak Reality」 2017/7/16(日)18:00上映@渋…

『極北のナヌーク』Blu-rayに寄稿

6/30に、ロバート・フラハティの『極北のナヌーク』Blu-rayが、株式会社IVCから発売されました。 そのリーフレットに、解説「氷の大地の生活誌」を書きました。 映像も非常に美しいので、デジタルリマスターでご覧下さい。78分の全長版です。 詳細 http://ww…

1 西村智宏、金子遊『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』