シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

2017-01-01から1年間の記事一覧

「Faketopia」展トーク

6/24(土)19時〜「ニューヨークの映像の現在」というトークに出ます。 阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで開催される「Faketopia」展のイベントです。 詳細 http://tavgallery.com/faketopia/ NY在住のアーヴァンギャルドな映像作家x5名を一挙紹介。映像芸術を専門と…

『サモンの娘』トークに出演

事後報告になりますが、下記の上映イベントのトークに出演しました。『サモンの娘』東京初上映&ゲスト作品スペシャル同時上映&トーク (ゲスト映像作家:出光真子、UMMMI. トークゲスト:金子遊) 詳細 http://www.uplink.co.jp/event/2017/48105 映像作家…

レトロスペクティブ 映像作家・金子遊

〜著書『映像の境域』(森話社)刊行記念〜 映像個展「レトロスペクティブ 映像作家・金子遊」 2017年7月29日(土) 会場:アテネ・フランセ文化センター 映像・文学・民俗学の領域を横断する著書を発表している映像作家・批評家の金子遊。 新著『映像の境域…

単著『映像の境域 アートフィルム/ワールドシネマ』

単著『映像の境域 アートフィルム/ワールドシネマ』が、6/16に刊行されます。 「 現代詩手帖」に連載した「映像詩の宇宙」を中心に、ラテンアメリカ、アフリカ、グルジア、沖縄などの現代映画論を集成しました。 装画は美術家・石田尚志さんの「渦」。美し…

ムラブリ族の村

ラオス近くの山中で、ムラブリ族の長老にお話を聞く。 かつて「黄色い葉の精霊」と呼ばれた300人位しかいない民族です 「2、30年前まで、ジャングルを移動しながら狩猟生活をしていた。森林伐採と焼畑で森がなくなり定住したが、今でも森に帰りたい」とのこ…

週刊読書人に書評執筆

「週刊読書人」2017年3月10日号に、「現代の映画批評の極点」という文章を書きました。 宮台真司著『正義から享楽へ』という映画批評集の書評です。 週刊読書人ウェブにも掲載されましたので、お読み下さい。 http://dokushojin.com/article.html?i=991

「図書新聞」に書評掲載

「図書新聞」2017年3月11日号に、共編著『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』の書評が掲載されました。 評者は、キュレーターで映画評論家の大久保賢一さん。 バックナンバーは下記でお買い求めいただけます。 http://www.fujisan.co.jp/product/128168…

「文藝」に書評掲載

いま発売中の雑誌「文藝」に、共編著『アピチャッポン・ウィーラセタクン』の書評が掲載されています。 評者は映画『バンコク・ナイツ』が公開中の空族。 タイで5年にわたってリサーチを続けた、彼らならではのアピチャッポン観が読みとれます。 http://www…

キネマ旬報に書評

キネマ旬報2017年3月下旬号に、編著『アピチャッポン・ウィーラセタクン』の書評が掲載されました。 評者は「さいたまトリエンナーレ2016」ディレクターの芹沢高志さん。アピチャッポンの新作インスタレーションも記憶に新しいところです。 「彼の世界を身近…

「美術手帖」に書評

編著『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』の書評が、「美術手帖」2017年2月号に掲載。 【今月の1冊】「10人が語る、アメリカ実験映画とその拡張の様相」として紹介されました。 下記のWEBサイトでも読めるようになりました。 https://bijutsutecho.com/…

『アナザサイド サロメの娘 remix』トーク

七里圭監督の『アナザサイド サロメの娘 remix』が劇場公開中ですが、3/28(火)に監督とトークします。新宿k'sシネマで21時の回。楽しみです https://t.co/F9sqMg3tDZ I'll apper on talk show 9 pm Mar 28, for Kei Shichiri's new film @Shinjuku K's Cin…

『異境の文学』@週刊読書人ウェブ

驚いたことに、昨年末に「週刊読書人」に掲載された『異境の文学』の書評が、WEBで無料公開になりました。 文芸評論家の千葉一幹氏による「「私」的批評の可能性 「私」の有り様にどこまでも寄り添う姿勢」です。非常に深い省察にあふれている文章です。ご一…

モータム(呪術師)と面会

東北タイの村で85歳のモータム(呪術師)の方と面会。 妻がピーファー(憑依儀礼)に夢中になり、娘がピーポープ(内臓を喰らうお化け)に取り憑かれた末に、治療師になった。 今は仏法を極めるために「森の寺院」で独り暮らしとのこと I had an interview w…

共著『谷川健一 民俗のこころと思想』

共著の『谷川健一 民俗のこころと思想』が刊行されました。 アンソロジーと書き下ろし、対談から成る民俗学ファンは必読の一冊です。 当方は「混血列島論」という、谷川健一論を寄せました。 詳細 http://www.webarts.co.jp/book/book_115.htm 内容説明 柳田…

イサーン行

イサーン(東北タイ)のサイムーン村に到着。 小説『東北タイの子』を書いたカムプーン・ブンタウィーの故郷。 赤土の乾季の大地で暮らす農民たちの、力強さを感じる土地です I came to Sai Moon village in Isan, where Thai writer Kampuhn Bunthawi's hom…

映画パンフに高嶺剛インタビュー

全国で公開中、高嶺剛監督の『変魚路』の公式パンフレットに、当方が担当したインタビューが掲載されました。 劇場などでお手に取ってみてください。 ドキュメンタリーマガジンneoneoのWEB版では、連載枠でもインタビューを掲載。 出身地の八重山諸島、沖縄…

『アピチャッポン』紹介記事

2017年2月12日付けの「日本経済新聞」に、編著『アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト』の紹介記事が掲載されました。 2017年3月号の「美術手帖」にも、同書の紹介記事が掲載されています。

編著『アピチャッポン〜』書評

情報サイト「メディア芸術カレントコンテンツ」に、編著『アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト』の書評が掲載されました。 居村匠さんによる詳細にわたる本書の書評を、下記のサイトで読むことができます。 http://mediag.jp/report-co…

TH叢書 No.69に書評

「TH」叢書No.69(特集:死想の系譜)に、批評家の志賀信夫さんによる『異境の文学』の書評「異境からの眼差し」が掲載されました。 「それは単純に地域的な異境ではない。精神として、意識としてのアウトサイダー、境界を越えたような存在に対する視点でも…

「映画以内、映画以後、映画辺境」全発言採録

連続講座「映画以内、映画以後、映画辺境」の「第9回〜13回(第3期)全発言採録」が刊行されました。 当方は下記の3回に参加しています。七里圭監督の劇場公開時、上映・公演時などに会場で購入できると思います。多くの方が「編集」や「編集協力」で関…

アピチャッポン刊行イベント

2/3(金)20時〜アピチャッポン本の刊行を記念して、佐々木敦さんらと下北沢のB&Bでトークイベントに出ます。 詳細&ご予約 http://bookandbeer.com/event/20170203_apichatpong/ 佐々木敦×夏目深雪×金子遊 「アピチャッポン映画とは何か、批評の未来」 『ア…

「美術手帖」2月号に書評

「美術手帖」2017年2月号に、編著『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』の書評が出ました。WEBにも掲載されたので、下記に貼っておきます。 http://bitecho2.rssing.com/browser.php?indx=61427696&last=1&item=9 【今月の1冊】10人が語る、アメリカ実験…

台湾エンタメ談義

台湾エンタメ談議「台湾原住民が撮る台湾原住民 〜台湾ドキュメンタリーの一側面を見る〜」 2017年1月29日(日) 14:15〜16:00 @貸し会議室マイスペース四谷店 人類学者・鳥居龍蔵のこと、『テラキスの帰郷』などタイヤル族をめぐる映画、原住民の村を訪問時…

信濃毎日新聞に紹介記事

「信濃毎日新聞」2017年1月8日(日)に、単著『異境の文学』の紹介がでました。

『アメリカン・アヴァンガルド』書評

「キネマ旬報」2017年1月下旬号に、共編著『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)の書評が掲載されました。 評者は映画監督の筒井武文さん「すべての映画関係者に読まれるべき重要な一書」との評言を頂きました。 書籍目次 http://www.shinwash…

「三田評論」に執筆ノート

「三田評論」2016年12月号に、『異境の文学』の執筆ノートを寄稿しました。 慶應は卒業生に手厚いというか、思えば色々なかたちでお世話になっていますね。 下記の目次サイトから購入することができます。 http://www.keio-up.co.jp/mita/index_1612.html

イオセリアーニ・インタビュー

来日したオタール・イオセリアーニ監督にインタビューしました。 グルジア(ジョージア)出身の世界的な巨匠です。 主に『汽車はふたたび故郷へ』と『皆さま、ごきげんよう』についてうかがいました。 全文、下記で読めるようになっています。 http://webneo…

北海道新聞に書評執筆

北海道新聞(2016年12月11日)に、筒井功著『日本の「アジール」を訪ねて』の書評を書きました。 元新聞記者の氏は、いま最もホットな「足で稼ぐ」民俗学者です。 下記の道新サイトで読むことができます。 http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books/2-0099512…

「週刊金曜日」に映画論考

「週刊金曜日」2016/12/23年末号は「闘う映画」特集です。 当方は「不寛容の世界に抗するドキュメンタリー」という文章を寄せました。 移民問題に揺れるイタリアのランペドゥーザ島を撮ったジャンフランコ・ロージ監督『海は燃えている』、米大統領選をあつ…