シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

ロッテルダム国際映画祭でワールド・プレミア

ロッテルダム国際映画祭にて、「フイルム・フェティッシュ」の一回目のワールドプレミア上映を終えました。実験映画作家のドキュメンタリーに、多くのお客さんが集まりうれしい驚き。さすがヨーロッパ。質疑応答も盛り上がりました。
Just finished world premiere screening of Film Fetish in Rotterdam film festival






『森のムラブリ』山口公開

ムラブリ山口県の劇場公開は明日から!
1/28(土)〜2/5(金)まで、YCAM 山口情報芸術センターで上映されます。

1/28と29には、出演
伊藤雄馬さん(言語学者)による「ムラブリを『真に受ける』」という特別イベントも開催されます。
中国地方、北九州
方はぜひに!

https://www.ycam.jp/cinema/2023/the-significance-of-life/




ロッテルダム国際映画祭でプレミア上映

監督した新作『フイルム・フェティッシュ』が、「ロッテルダム国際映画祭」のシネマ・リゲインド部門に出品が決定しました!
ワールド・プレミア上映です。海外向けのポスターも完成しました。

8年かけて、実験映画作家・奥山順市さんの活動を撮った長編ドキュメンタリーです。1/25からの映画祭にあわせ、プロデューサーらとオランダに行きます
My new movie "Film Fetish" will be screened at Rotterdam International Film Festival 2023. I will go there too.


シネマ・リゲインド部門では、「In Praise of Okuyama Jun'ichi(奥山順市を称賛して)」と題し、奥山さんの特集上映があります。
『Le Cinema』『映画する人』『我が映画旋律』が、デジタル化された美しいプリントで上映されます。

https://iffr.com/en/iffr/2023/events/in-praise-of-okuyama-junichi


ユニ・ジャパンの公式サイトに「ロッテルダム国際映画祭2023」に行く、日本映画のリストが掲載されました。

unijapan.org




『森のムラブリ』沖縄再上映

2022年3月に劇場公開がスタートした『森のムラブリ』ですが、年明けも上映が続いています。
沖縄での再上映が決定しました!

1/21(土)14時〜那覇・Bookcafeゆかるひ
1/22(日)13時半〜大宜味村・喜如嘉小学校

『森の
ムラブリ』と、中井信介監督『森の守り人 イサムの場合』の2本上映です。
後者はインドネシアカリマンタン島における、森の再生を描く必見ドキュメンタリー。「東京ドキュメンタリー映画祭」でも上映された作品です。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02Y6FFdVEyNH2SUfFrcg8PHuBD8gPbd6rafqVjY4EVfA5KXQ2mZCMnNxAxFxCFsfD8l&id=100086207959054

 

1/8『モアナ』上映会、解説&トーク

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

サモアを舞台にしたロバート・フラハティの映画『モアナ 南海の歓喜サウンド版)』上映会があります。
上映後に解説をし、そのあとで文化人類学者の山本真鳥さんとトークします。

https://wp.tufs.ac.jp/tufscinema/2022/12/05/230108/

日時 2023年1月8日(日)14:00開映(13:40開場)

会場 東京外国語大学 プロメテウス・ホール

プログラム

映画『モアナ:南海の歓喜サウンド版)』本編上映
解説:金子遊(多摩美術大学准教授/映像作家)
トーク:金子遊、山本真鳥(法政大学名誉教授)
司会:山内由理子( 東京外国語大学准教授)

その他 入場無料、事前登録制(先着250名)、一般公開

 

ツァイ・ミンリャンにインタビュー

東京国際映画祭東京フィルメックスで、ツァイ・ミンリャン監督特集があり、主演のリー・カンションさんと久しぶりの来日。
デビュー作の『青春神話』、物語のないスロー・シネマ『楽日』、出身地であるマレーシアで撮った『黒い眼のオペラ』について、じっくりインタビューし、ドキュメンタリーマガジンneoneoの連載記事になりました。
いい機会となりました。

http://webneo.org/archives/50885

 

東京ドキュメンタリー映画祭、メディア情報

16日(金)に授賞式は終わりましたが、23日(金)まで「東京ドキュメンタリー映画祭」の上映はK's Cinemaで続いてます。
2週目の平日になってからも、満席の回が相次いでいます!
https://www.ks-cinema.com/movie/tdff2022/


さて、メディアへの露出情報をまとめておきます。

11/27東京新聞

12/4 しんぶん赤旗

12/8朝日新聞

12/9毎日新聞

12/19 沖縄タイムス

「ペーパー・シティ」オフィシャルインタビュー(キネ旬WEB)
https://www.kinejun.com/2022/11/26/post-18566/

「アダミアニ」オフィシャルインタビュー(キネ旬WEB)
https://www.kinejun.com/2022/11/19/post-18346/

「標的」インタビュー(ナタリー)
https://natalie.mu/eiga/news/500936

プレイベント開催のレポート(シネマ・ファクトリー)
https://www.cinema-factory.jp/2022/12/04/8535/

「担う人の心の中が見えて新鮮」 「ウムイ 芸能の村」、東京ドキュメンタリー映画祭で最優秀」(沖縄タイムス)12/19
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1075728

ドキュメンタリーを盛り上げるには?〈東京ドキュメンタリー映画祭2022〉に先駆けたシンポジウム開催(キネ旬WEB)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b238d29aa968fbc20c12494fb658b834a8548747


東京ドキュメンタリー映画祭2022予告解禁、各コンペのプログラマーよりコメントも(映画ナタリー)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bea20c208cb91079a1832acb0aaf90d703a3fd58

東京ドキュメンタリー映画祭2022』授賞式レポート(映画情報どっとこむ)

https://eigajoho.com/archives/242106

 

『眩暈 vertigo』トーク@写真美術館

ジョナス・メカスの死後1年、NYをおとずれる詩人の吉増剛造亡くなったジョナス・メカスの足跡をたずね、吉増剛造が詩を書くまでのストーリー。
メカスが撮ったフッテージも多く出てきて、涙が出そうな名作。12/15(木)18時の回にお邪魔し、上映後に井上春生監督とトークをしました。
まだまだ東京都写真美術館ホールで公開中。 森村泰昌芝山幹郎らが寄稿するパンフがすばらしい。特にメカス故郷のリトアニアの村の今を撮った、津田直さんの写真に惹かれるます。

https://www.vertigo-web.com/#_4

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/movie-4470.html

 

別冊太陽『琉球・沖縄を知る図鑑』

別冊太陽の『琉球・沖縄を知る図鑑』に、論考を2本寄稿しました。

ひとつは「渚に寄りつく神々」というタイトルで、比嘉康雄さんの民俗写真と一緒に、ウヤガン、イザイホー、パーントゥといった祭祀を紹介しています。
もうひとつは「沖縄と映画の旅」というタイトルで、『ひめゆりの塔』から『アカマタの歌』まで、沖縄を舞台にした戦後映画の歴史について書いています。

https://www.fujisan.co.jp/product/1281683206/b/2333726/

 

東京ドキュメンタリー映画祭2022

「東京ドキュメンタリー映画祭2022」が12/10(土)〜23までの2週間、新宿K's Cinemaで開催されます。今年は2週間に拡大! 長編や短編コンペに加えて、人類学コンペ、暗黒舞踏の特別上映、「パプアニューギニア」特集など、50本程度を上映します。
連日、監督たちの舞台あいさつ、交流会、授賞式などもおこないます。事務局10名に加えて、今年はボランティアや学生インターンが15名加わるので、にぎやかになります。

公式サイト
https://tdff-neoneo.com/
K's Cinema(ケイズシネマ)のサイトは見やすい。3日前から予約可能
https://www.ks-cinema.com/movie/tdff2022/