「キネマ旬報」ベスト・テン号
今年も「キネマ旬報」のベスト・テンの海外作品部門で、選者・選考に参加しました。
詳しくは、2023年2月下旬ベスト・テン発表特別号をご覧ください。
https://www.kinejunshop.com/items/70946694
イオセリアーニ映画祭、字幕翻訳&パンフ執筆
字幕翻訳を担当したイオセリアーニ監督の『月の寵児たち』が、明日2023年2月17日から「オタール・イオセリアーニ映画祭」にて、上映されます。
この作品、マチュー・アマルリックの役者デビュー作だったりします。
https://www.kinejun.com/2023/02/13/post-21431/
「オタール・イオセリアーニ映画祭」のパンフレットには、『田園詩』についてのレビューも執筆しました。上映作品すべての書き下ろしレビューが掲載された、豪華な一冊になっています。
「キネマ旬報WEB」の記事にもなりました。
https://www.kinejun.com/2023/02/13/post-21431/
個人的に1本あげるとしたら、『唯一、ゲオルギア』。小国ジョージアの歴史を、それを描いた劇映画や記録映画の映像を引用しながらひも解く、4時間のドキュメンタリー 。他国による侵略と、それへの抵抗のくり返し。ウクライナ戦争後に観ると、思うところ多し。
「オタール・イオセリアーニ映画祭」
公式サイト
https://www.bitters.co.jp/iosseliani2023/#
2/11,23『森のムラブリ』@ブリュッケ
田辺弁慶映画祭で『映画になった男』を上映したときに知り合った、東京都足立区のカフェ「ブリュッケ」経営者の杉浦さんと、ついにイベントをできる日がきました。
以下、詳細です。2/11は満席、2/23は残席2だそうです。
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ブリュッケにて金子遊監督の『森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民』の上映会を開催します。併せて『憑依の宴 ジャワ島のジャティラン』(短編)の上映もあります。
日程:2/11(土祝) 上映 + 出演言語学者 伊藤雄馬氏トーク
2/23(木祝) 上映 + 金子遊監督トーク
イベント詳細ページ
https://odaibrucke.org/event/5454/
『森のムラブリ』山口公開
『森のムラブリ』の山口県の劇場公開は明日から!
1/28(土)〜2/5(金)まで、YCAM 山口情報芸術センターで上映されます。
1/28と29には、出演の伊藤雄馬さん(言語学者)による「ムラブリを『真に受ける』」という特別イベントも開催されます。
中国地方、北九州の方はぜひに!
https://www.ycam.jp/cinema/2023/the-significance-of-life/
ロッテルダム国際映画祭でプレミア上映
シネマ・リゲインド部門では、「In Praise of Okuyama Jun'ichi(奥山順市を称賛して)」と題し、奥山さんの特集上映があります。
『Le Cinema』『映画する人』『我が映画旋律』が、デジタル化された美しいプリントで上映されます。
https://iffr.com/en/iffr/2023/events/in-praise-of-okuyama-junichi
ユニ・ジャパンの公式サイトに「ロッテルダム国際映画祭2023」に行く、日本映画のリストが掲載されました。
『森のムラブリ』沖縄再上映
2022年3月に劇場公開がスタートした『森のムラブリ』ですが、年明けも上映が続いています。
沖縄での再上映が決定しました!
1/21(土)14時〜那覇・Bookcafeゆかるひ
1/22(日)13時半〜大宜味村・喜如嘉小学校
『森のムラブリ』と、中井信介監督『森の守り人 イサムの場合』の2本上映です。
後者はインドネシアのカリマンタン島における、森の再生を描く必見ドキュメンタリー。「東京ドキュメンタリー映画祭」でも上映された作品です。
1/8『モアナ』上映会、解説&トーク
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
サモアを舞台にしたロバート・フラハティの映画『モアナ 南海の歓喜(サウンド版)』上映会があります。
上映後に解説をし、そのあとで文化人類学者の山本真鳥さんとトークします。
https://wp.tufs.ac.jp/tufscinema/2022/12/05/230108/
日時 2023年1月8日(日)14:00開映(13:40開場)
プログラム
映画『モアナ:南海の歓喜(サウンド版)』本編上映
解説:金子遊(多摩美術大学准教授/映像作家)
トーク:金子遊、山本真鳥(法政大学名誉教授)
司会:山内由理子( 東京外国語大学准教授)
その他 入場無料、事前登録制(先着250名)、一般公開