2015年10月8日[木]−15日[木]開催の「山形国際ドキュメンタリー映画祭2015」にて、ワークショップ講師と、シンポジウムに登壇します。
国際交流基金のアジアセンターの後援で開催の「ヤマガタ映画批評ワークショップ」の講師とコーディネーターをつとめ、イギリス、日本、東南アジアの専門家が集うシンポジウム「実験的な映像としてのドキュメンタリー」には、パネラーとして参加します。
これは「映画批評コレクティブ」という継続的なプログラムの一環として、今後も、日本とアジアのなかで映画批評のシンポジウムや国際交流を続けていく予定です。
詳細ページ http://www.yidff.jp/2015/program/15p9-2.html
「映画批評コレクティブ」
映画批評コレクティブは、現在もっとも独創的な作品を生みだしている世界のインディペンデント映画と関わり、国際的な映画批評の創出と普及のためのプラットホームを目指す。
コレクティブはフィリピンから東南アジアのインディペンデント映画を情熱的に紹介し、その存在を世界的に知らしめたフィリピン出身の映画批評家、故アレクシス・ティオセコ(1981−2009)の情熱に示唆を受け、映画批評が国境や既存の文化的な枠組みをこえていく必要性を主張すると同時に、現代映画における作品と思想の特別な重要性をアジアの地域に見いだす。
また、若手の国際的な批評家たちに、映画作家や映画祭のプログラマーや観客との対話をとおして感性と技術をみがくためのグローバルな空間を提供する。YIDFF 2015はその活動の出発点となるだろう。
《ワークショップ》ヤマガタ映画批評ワークショップ
講師:クリス・フジワラ、北小路隆志、金子遊
[日時]10月9日[金]−12日[月]
《上映》
『ストーム・チルドレン 第一章』監督:ラヴ・ディアス/フィリピン/2014/143分
●11日 10:30-12:53 フォーラム5
《シンポジウム》実験的な映像としてのドキュメンタリー【入場無料】
●12日 16:00-18:00 山形美術館3F
登壇者:クリス・フジワラ、北小路隆志、金子遊、フィリップ・チア、テン・マンガンサカン、チャリダー・ウアバムルンジット、ユキ・アディッティヤ