シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

ドキュメンタリー・フェスティバルで審査員

第11回目の「座・高円寺ドキュメンタリー・フェスティバル」が、2/7〜2/11の日程で開催されます。
今年のテーマは「ダイバーシティ」。場所は座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館)です。

今年はコンペティション部門の審査員を、佐藤信足立正生監督らとつとめることになりました。
2/11に入選作上映があり、授賞式にも参加します。
http://zkdf.net/competition/

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戦後日本ドキュメンタリー映画再考

国立映画アーカイブの機関誌『NFAJニューズレター』第8号(通巻142号)(2020年1月-3月号/季刊)が発売となりました。

特集上映「戦後日本ドキュメンタリー映画再考」が2020年1月21日から、始まります。
それにあわせて「北辺の映像民俗学 野田真吉姫田忠義」という文章を寄せました。
https://www.nfaj.go.jp/research/publications/#NFAJNL

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ジャン・ルーシュ刊行イベント

2020/01/18 Sat
ジャン・ルーシュ――映像人類学の越境者』(森話社)刊行記念イベント
ジャン・ルーシュの映像世界」

http://bookandbeer.com/event/20200118_b/

シネマ・ヴェリテ創始者にして映像人類学の巨人、ジャン・ルーシュ
フランスとアフリカを往還しながら、フィクション、ドキュメンタリー、エスノロジーの枠を越え、撮影対象との「共有」のなかか ら作品を創り上げる手法によって、ヌーヴェル・ヴァーグの潮流を生み出した、映像作家/人類学者であるジャン・ルーシュについての本邦初の論集が刊行され ました。

今回は、本書の編者である金子遊さん、千葉文夫さんに加え、本書の執筆者から港千尋さんをお迎えし、膨大な作品群を残しなが ら、普段なかなか観ることのできないジャン・ルーシュの貴重な映像作品の抜粋を観ながら、お三方それぞれの視点でルーシュの魅力と、いまの映像表現/人類 学への影響について語っていただきます。

  • 時間 _ 

    19:00~21:00 (18:30開場)

  • 場所 _ 

    本屋B&B
    東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F

  • 入場料 _ 

    ■前売1500円+ドリンク500円(ともに税別)
    ■当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)

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TAMABI NEWS 84

フリーペーパー「TAMABI NEWS」84号に、編著『ジャン・ルーシュ』の紹介が出ました。
下記からPDF版がダウンロードできます。

https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=18&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwja7pKGmtrmAhXWyYsBHayvBOgQFjARegQIChAC&url=http%3A%2F%2Fwww.tamabi.ac.jp%2Fadmission%2Fresources%2Ftmbn84.pdf&usg=AOvVaw3h0mBzkOzcBTt0Cf8Pt8Tw

 

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森のムラブリ@横浜市大

2019年12月8日、横浜市立大学の土屋慶子先生のお招きで、拙作『森のムラブリ』の上映と、出演者の伊藤雄馬さん(言語学者)のトークが行われました。

学生たちも多く、アンケートでさまざまな声を頂きました。

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『馬ありて』トーク

ドキュメンタリー映画『馬ありて』が、イメージフォーラムにて公開中です。

馬は働き手として人間の生活に欠かせない身近な存在でした。
馬がソリを引く「ばんえい競馬」に挑戦する馬と馬飼い、馬の売買で生計を立てる馬喰(ばくろう)、オシラサマ信仰など。

12/14(土)11時の回終了後、笹谷遼平監督とトークイベントに出ます。
imageforum.co.jp/theatre/movies

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深川雅文氏レクチャー

多摩美術大学芸術学科「映像文化史研究」では、特別講義を開催します。

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「テクノ画像の宇宙を超えて」
ーテクノ画像の原点、写真発明のビッグバンから180年。その文化史的な衝撃と現在について。


講師:深川雅文 氏〈キュレーター/クリティック〉
深川雅文 氏HP: https://www.mfukagawa.com/

日時:2019.12.9 (Mon.) 14:40〜16:10
場所:芸術学棟3階 25-311
入場料無料・事前予約無し

アートアーカイヴとは何か

12/7(土)に、多摩美でシンポジウムがあります。
13時から写真家の港千尋さんと、「写真と人類学」について対話をします。ジャン・ルーシュのアフリカで撮った人類学映画、そして、グリーンランドイヌイットを撮った写真についてお話すると思います。

https://k.tamabi.ac.jp/activity/kikaku/2378040/

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「アートアーカイヴとは何か」第2回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム開催

多摩美術大学の第2回目のアートアーカイヴシンポジウムを開催します。今年3月の第1回での議論を出発点に、今回は「アートアーカイヴの現状」「写 真アーカイヴのこれから」「言語と美術のアーカイヴ化」という3つの方向からアートアーカイヴの可能性を展開します。さらにアートテークと図書館で展覧会 が同時開催されることで、アーカイヴとギャラリーが連動した、新しい体験と議論の場をつくりだすことを試みます。

久保田 晃弘(アートアーカイヴセンター所長)

アートアーカイヴとは何か

日 時 :2019年12月7日(土)10:00~17:00(9:30開場)
会 場 :多摩美術大学 八王子キャンパス レクチャーホールBホール
参加費 :無料・申込不要(先着順200名)
主 催 :多摩美術大学アートアーカイヴセンター、多摩美術大学図書館、
     多摩美術大学芸術人類学研究所
協 力 :多摩美術大学美術館、メディアセンター
お問合せ:多摩美術大学アートアーカイヴセンター事務室
     042-679-5727、aac@tamabi.ac.jp

プログラム

  全体進行
安藤礼二
10:00~10:10 オープニング
久保田晃
10:15~11:45 第1部「アートアーカイヴの現状」
(1)佐賀一郎:デザインアーカイヴの連携をめざして
(2)久保田晃弘:インタラクションのアーカイヴ
(3)小泉俊己、上崎千:もの派と写真
  昼休憩
13:30~15:00 第2部「アーカイヴのこれから—写真と人類学について」
港千尋、金子遊
  休憩
15:15~16:45 第3部『「言語と美術」のアーカイヴ化と「空中の本」』
平出隆青木淳
16:45~17:00 クロージング
平出隆
17:05~17:20 アートテークツアー
17:30~ レセプション

※プログラムは、都合により変更する場合がありますのでご了承ください。