シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

「予告する光」プレイベント

johnfante2011-06-24

7/30からポレポレ東中野で公開の「予告する光」のプレイベントが決定しました。
吉増剛造氏が敬愛してやまない映画監督、吉田喜重氏をお迎えして吉増氏と特別トークイベント。
『秋津温泉』『エロス+虐殺』『鏡の女たち』等で国際的評価の高い吉田監督は、近年大規模なレトロスペクティブを国内外で開催されております。
『予告する光  gozoCiné』本プログラム内でも吉田喜重監督に捧げられた「Goya―予告篇、吉田喜重氏に」が上映されます。
長年にわたり、ときどきに交錯を刻まれてきたおふたりのお話を聞けるまたとない機会となることでしょう。
gozoCinéをより深く理解し、愉しむための一夜をどうぞお見逃しなく!(特別上映もあるかもしれません!?)


◉イベント情報◉
7月15日(金)開演:19:00〜
入場料:1000円
会場:ポレポレ坐カフェ(TEL: 03-3227-1405)
〒164‑0003
東京都中野区東中野4‑4‑1 ポレポレ坐ビル1F
http://za.polepoletimes.jp/



吉田喜重監督 プロフィール
1933年生まれ。1955年東大文学部フランス文学科卒業。同年松竹大船撮影所入社。1960年映画『ろくでなし』でデビュー。1965年独立プロ現代映画社を設立。主なる作品には『秋津温泉』『エロス+虐殺』『戒厳令』『人間の約束』『鏡の女たち』がある。
2008年3月末より7週間にわたり、パリ、ポンピドゥ・センターでは、全劇映画作品と主要なドキュメンタリーの回顧上映。2010年10月、東京国立近代美術館フィルムセンターでは、「映画監督五十周年
吉田喜重」の記念回顧上映が行われる。
主なる著書には『メヒコ 歓ばしきメヒコ』(岩波書店)『小津安二郎の反映画』(岩波書店) 『吉田喜重
変貌の倫理』(蓮實重彦編、青土社)。なお『小津安二郎の反映画』は2011年岩波・現代文庫として再刊される。