シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

「現代思想」7月号に寄稿

johnfante2016-08-13

現代思想」7月号の「報道のリアル」に寄稿しました。
当方は、マスコミの自主規制とオルタナティブ・ジャーナリズム(自作映画、ドキュメンタリーマガジン「neoneo」の4年半)の役割について、60年安保時代の雑誌「記録映画」との比較で考察しています。


詳細 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2933



特集*報道のリアル

●インタビュー
マスメディアの「解放区」を切り開く  / 田原総一朗

●エッセイ
報道の現場に希望への意思は生まれたか  / 森 達也

●TVはどう変わったのか
日本のテレビ報道でいま何が起きているのか メディア危機の日本的諸相 / 金平茂紀
ゴツゴツした報道を取り戻そう  / 水島宏明

●討議
現場に立ち返るジャーナリズムのあり方  / 斎藤貴男+古川美穂

●政治・経済とメディア
脅かされる表現の自由 安倍政権「メディア支配」の特異性 / 松田 浩
異常さに慣れるな 安倍政権とテレビ / 砂川浩慶

●現場を問い直す
労働問題の現場から見るメディアの課題 「派遣村」・「ブラック企業」報道から偏向報道へ / 今野晴貴
「家族」の内/外を歩んで  / 杉山 春

●インタビュー
潮だまりのジャーナリズム  / 本橋成一

●批評とドキュメンタリー
オルタナティブ・ジャーナリズムの可能性 / 金子 遊
ジャーナリズムとドキュメンタリー 謝罪の身体をめぐって / 萩野 亮

●ローカル・ドキュメンタリー

時代を超えるテレビドキュメンタリー / 阿武野勝彦

「空気を読む」ことの恐ろしさ  / 圡方宏史


●環境を問い直す


報道のいまと余生 / 粉川哲夫

「不自由なメディア」から「自由なメディア」への試行錯誤 / 白石 草

研究手帖 「みじめさ」のゆくえ  / 深田耕一郎