シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

舞踏イベントのお知らせ

johnfante2008-10-10

舞踏イベントのお知らせです。
全文引用で失礼します。
ル・クレジオ氏のノーベル文学賞受賞のニュースを聞きながら…)


サウダージブックスの座 vol.2の開催(10月12日)


サウダージブックスの座 vol.2 舞踏と朗読劇
日時:2008年10月12日(日) 14:00〜 


今回のサウダージブックスの座は、舞踏家の中村達哉さんをゲストにお招きし、秋風ながれるモルヌ・ミネヤマ(峯山の丘)、その中腹にひっそりと建つ本小屋の庭の光と影からインスピレーションを得たオリジナルの舞踏作品を披露していただきます。
題して、「サウダージブックスのための5つの情景」。


http://diary.jp.aol.com/vanp6p8g/41.html



中村達哉さんは、1998年より今日まで、ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」に所属。
舞踏家・大野一雄氏に師事し、2003年には人類学者の今福龍太さんの主宰する奄美自由大学で、沖永良部島の地下洞窟を舞台に行われた野外劇「南海のオルフェウス」に出演。
その体験をきっかけにして、世界各地の場所の力に触発されながら独自のパフォーマンスを展開しています。
また詩人、音楽家、美術家、映像作家など、他のジャンルのアーティストとの意欲的なコラボレーションも多数行っています。


NHK10月10日(金)22:30に放送予定の「芸術劇場 特集コンテンポラリーダンスの現在」に中村達哉さんが出演されます。
どうぞ、おみのがしなく!


カリブ海文学の朗読劇


今回は特別に今福龍太さん主宰によるカリブ海文学の朗読劇、「Ashe´!(アシェ!)――帰郷と亡命のはざま」も同時開催します。


カリブ海からヨーロッパへ、ヨーロッパから新大陸へ移動しながらお互いに交流し、黒き魂を共鳴させて来た群島の詩人たち。
エメ・セゼール(マルティニック)、リディア・カブレーラ(キューバ)、ガルシア・ロルカ(スペイン)、ウィフレード・ラム(キューバ)、エドゥアール・グリッサン(マルティニック)・・・。


新大陸の黒人宗教が伝承する十字路の精霊、エシュ=エレグア役をつとめる主宰による謎めいた語りの導きによって、五人の出演者がかれらの詩を原文と日本語訳で朗読する小さな物語劇のスタイルで進行する今回のこころみ。
それは、今福龍太さんによるキューバ文化論の連続トーク「帰郷と亡命のはざま」第2回の内容を予告する、その詩的な前触れとなることでしょう。
中村達哉さんにも、即興的な舞い手としてこの朗読劇に参加していただきます。
(以上、サウダージ・ブックスから紹介文を引用しました)


日時・場所


サウダージブックスの座 vol.2 舞踏と朗読劇
日時:2008年10月12日(日) 14:00〜 
会場は三浦半島の葉山にあります。
詳しくはサウダージ・ブックスHPで。
http://diary.jp.aol.com/vanp6p8g/41.html
 

前半:今福龍太主宰・朗読劇
 「Ashe´!(アシェ!)――帰郷と亡命のはざま」
後半:中村達哉「サウダージブックスのための5つの情景」

 
 *入場無料:カンパ制
 *要予約。限定15名さま。
 お問合せ、予約は saudadebooks@aol.com まで。