シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

ブラジリアン・シネマの多面体

johnfante2011-02-13

2月19日(土)14:00〜
今福龍太『ブラジリアンシネマの多面体』連続講座 
「第2回 ブラジリアン・アヴァンギャルド


14:00〜 参考上映 『Limite』(31) Mario Peixoto 120min 他
16:30〜 今福氏による講座 18:00~質疑応答+交流会
受講料:3.000円 
要予約  contact@outofplace.jp
広尾ギャラリー TOKIO OUT OF PLACE
地図 http://www.outofplace.jp/TOKIO%20OoP/Access_Contact.html



ブラジル無声映画の最高傑作である、ウンベルト・マウロの『残滓(Ganga Bruta)』(33)とマリオ・ペイショトの『限界(Limite)』を考察する。
作家が10代で撮影した『限界(Limite)』は、シュルレアリスム的な前衛作品としてソビエトエイゼンシュタインに評価された。
グラウベル・ローシャらシネマ・ノーヴォの作家が認め、ブラジル映画の自己形成を形成する際に参照された両作品のなかに、ブラジル映画らしさの息吹を聴きとっていく。



マリオ・ペイショト『限界(Limite)』