10/6(金)アテネフランセ文化センターの特集上映「アジア映画の森」にて、フィリピン・インディーズの上映がありました。
キドラック・タヒミックの『悪夢の香り』と、気鋭ジェフリー・ジェトゥリアンの『クリスマス・イブ』が上映されました。
石坂健治さんと当方とのトークは、『悪夢の香り』をめぐるものとなりました。
福岡でタヒミック氏とトークをしてきたばかりの石坂さんから、タヒミック家族をめぐる指摘があり、当方も越後妻有トリエンナーレのインスタレーションの映像などを紹介しました。
石坂さんのフィリピン映画をめぐるお話しがおもしろく、商業監督までもが一緒になってシネマラヤを中心にインディーズ作品に参入している状況があるようです。
当方は喜劇役者タヒミックのボードヴィル性、ボイス・オブ・アメリカに象徴される植民地の話題、フィリピンの民衆カトリシズムのお話しなどをさせて頂きました。
バギオ市のシネマテークで『悪夢の香り』を語るタヒミック氏