雑誌「現代詩手帖」10月号、連載「映像詩の宇宙」で映画作家ジャック・スミス論の続きを論じました。
扱っているのは、ケン・ジェイコブズが監督したスミスの主演作『ブロンド・コブラ』(63)。
スミスが役者、パフォーマーとしてもアンダーグラウンド映画の中心人物だったことがわかります。
それから『燃え上がる生物』と共に、ジャック・スミスの代表作とされる『ありふれた愛情 Normal Love』です。
スーザン・ソンタグも『反解釈』のなかで触れていますね。
この作品は本当にすばらしいです。スミスのクィアな世界が、むせかえるような色彩で溢れています。
是非ともお読みください。