シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

「東京組曲2020」にコメント、監督とトーク

三島有紀子監督の『東京組曲2020』をチョンジュ国際映画祭でいち早く拝見しました。2020年の新型コロナによる緊急事態宣言下、仕事を失った俳優たちが自宅にこもり、自分たちの日常を撮影する…。役者が自分自身を演じるって何だろう?と考えさせられる映画です。

以下のようなコメントが公式サイトに出ました。
https://alone-together.jp/

3年前の緊急事態宣言下、俳優がカメラを回し、自宅で自身を演じる虚実皮膜ぶりに、強いめまいを覚える。
それをリモートで演出し、指揮者のごとく組み立てた監督の手さばきが細部まで宿る。
新しいドキュメンタリー映画の流れが、このドキュフィクションから始まるか?

金子遊(批評家・映像作家)


6/5(月) 17:25の回上映後、イメージフォーラム三島有紀子監督とトークします。
月曜サービスデーですので、この機会にぜひ!

https://alone-together.jp/

https://twitter.com/aTogether2020/status/1663832784606236677