出版社のサイトに連載中のエッセイ「マクロネシア紀行」の最新話が掲載されました。
今回は日本列島の最西端、与那国島のフォークロアに迫ります。
下記から全文読むことができます。
http://www.webarts.co.jp/menu/column/column_02-08.htm
出版社のサイトに連載中のエッセイ「マクロネシア紀行」の最新話が掲載されました。
今回は日本列島の最西端、与那国島のフォークロアに迫ります。
下記から全文読むことができます。
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「活弁シネマ倶楽部」の動画に出演しました。
2/10からはじまる「高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」の応援番組です。
3/20-26に大阪シアターセブンで開催する「東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA」のPRも兼ねています
下記から無料で見れます
https://www.youtube.com/watch?v=mi9tX6B3fkY&feature=youtu.be
山崎裕×金子遊!ドキュメンタリー映画祭の魅力をプログラマーが語る【クローズアップ映画祭Vol.6】
http://zkdf.net/
第12回特集 ”時間”を記録する
【開催期間】 2021年2月10日(水)~2月14日(日)
【開催場所】 座・高円寺2
【プログラムディレクター コメント】
ドキュメンタリーは対象との時間の共有の記録でもある。 長期にわたっての取材、あるいは“ある瞬間”を切り取る試みなど、作り手と取材対象との関わりにおける“時間”について考察したいと思います。また、ドキュメンタリーにおける “演出”や”仕掛け”についても、考えを拡げるつもりです。 ゲストの方々も座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルらしい、ゆたかな顔ぶれが集まりました。
☆ 東京ドキュメンタリー映画祭
https://tdff-neoneo.com/
☆ 東京ドキュメンタリー映画祭in Osaka
https://tdff-neoneo.com/osaka/
【開催期間】 2021年3月20日(土)〜26日(金)
【開催場所】 シアターセブン
【プログラムディレクター コメント】
新型コロナの影響で劇場が閉まり、映画祭の開催も危ぶまれましたが、3 年目にして 過去最高 150 本以上の応募がありました。上映作品は、戦争、オリンピック、原発事故、 先住民の権利、摂食障害などテーマが多岐にわたります。撮影方法もセルフ・ドキュメ ンタリーからダイレクト・シネマまで様々です。
特別上映では香港における民主主義の 危機を、特集上映では東南アジア、南米、アフリカなどの民族誌映像を取りあげます。 パンデミックによる経験したことのない激動の時代に、多様なドキュメンタリーが撮り 続けられていて、映画館で上映できること自体が喜びです。記憶に残る1年の終わりに、 ぜひ新作の数々をご覧ください。
☆ 出演者 山崎裕(座・高円寺ドキュメンタリー映画祭 プログラムディレクター) 撮影監督。日本大学芸術学部卒業後、1965年に記録映画『肉筆浮世絵の発見』でカメラマンとしてデビュー。多くのテレビドキュメンタリー、記録映画、CMなどに撮影監督として参加する傍ら、多数の劇場用映画の撮影をも担当。是枝裕和監督とのコンビが有名。 2010年の映画『トルソ』で監督としてデビュー。2013年の『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』ではプロデューサーも。2001年より「座・高円寺ドキュメンタリ−フェスティバル」のプログラムディレクターをつとめている。
【明日2/5発売】
「週刊読書人」2021年2月5日号にて、共編著『ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌』が書評で取り上げられています!
評者は写真評論家のタカザワケンジ氏
「コンパクトだが、みっしり内容が詰まった一冊」とのこと。
ぜひ本誌でお読みください
https://dokushojin.stores.jp/items/6018d8956728be4f6bb15f9c
今月もグループ現代の配信番組に出演します
今回もかなり賑やかになりそうですね
~人情ってCommunication~
1/29(金)19:00より、第五弾オンライン無料イベント開催
【出演者】
伊藤有紀(『まちや紳士録』『人情噺の福団治』監督)
北島力(『まちや紳士録』出演)
桂福若(落語家)
金子遊(批評家/フォークロア研究者)
番組の予告動画 ↓
www.youtube.com
次の4本について話します
1/30(土)0時〜 第五弾配信開始
https://vimeo.com/groupgendai/vod_pages
「まちや紳士録」
監督;伊藤有紀 制作;川井田博幸 2013年 88分
「人情噺の福団治」
監督;伊藤有紀 制作;川井田博幸 2015年 71分
「アイメイト日記 盲導犬と暮らす人々を訪ねて」演出;小泉修吉 制作;西原春人 監修;塩屋賢一 1984年 58分
「小梅姐さん」
監督;山本眸古 制作;増永研一 川井田博幸 2007年 76分
Yahoo!ニュースにも記事が出ましたね。
「原將人の監督作「初国知所之天皇」配信、トークショーやZoom交流会も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/53debecf6909401724fab4f6f0f651ec016138d6
1/24(日)13:30から、『初国知所之天皇』16mm Filmニュープリント 2面マルチの上映があります。
自宅火災でフィルムが焼失してから2年、京都市のクラウドファンディングでよみがえった新しいプリントでの上映です。
緊急事態宣言のため、オンラインのみになりました。
当方は上映後、15:30あたりから原將人監督とトークにでます。
詳細は下記です。
「20世紀ノスタルジア」の原將人が監督を務めた「初国知所之天皇」の16mmニュープリントとデジタルリマスター版が、明日1月23日よりZAIKOでストリーミング配信される。
1973年に製作された本作は、原が本当に撮りたい映画を求めて16mmと8mmで撮影したドキュメンタリー。京都から北海道、九州まで日本という国を作った天皇を探す旅を記録した。 2018年の夏、自然発火の火事によりフィルムはすべて焼失。支援者の力を得て、イマジカラボに保管されていたネガフィルムから、16mmニュープリントとデジタルリマスター版が制作された。
原は「『初国』には私の映画での出会い、映画への情熱のすべてのつまった作品だ。それが火事で焼けてしまったのはつらかった。復活できてほんとうにうれしい」とコメントしている。
A、B2種類のプログラムが用意された配信チケットの価格は1000円。作品の配信のほか原や批評家で映画作家の金子遊、早稲田大学大学院教授の谷川建司が参加するトークショー、Zoom交流会も行われる。プログラムやチケット購入方法の詳細は原の公式サイトで確認を。 「初国知所之天皇」は1月23日と24日、30日と31日に配信。また3月13日と14日には京都・Lumen galleryで上映される予定だ。
■ 原將人 コメント 私は映画が好きで好きで、好きがこうじて、作りたくて作りたくて、高校の時、友人たちと作った映画が東京の映画祭でグランプリを獲った。でも、ちょっと優等生の作った映画のような気がしていた。数年後、ほんとうに撮りたい映画を求めて「初国知所之天皇」を撮った。京都から北海道、九州まで、日本という国を作った天皇を探しての旅だった。でも、カメラを回す、撮るという行為のなかに日本という国は出現した。だから終われなかった。最後に鹿児島で初めて映画を撮った夏に自殺してしまった少女に出会った。私は少女を追悼し、私は映画の力を信じてそこで映画を終えた。「初国」には私の映画での出会い、映画への情熱のすべてのつまった作品だ。それが火事で焼けてしまったのはつらかった。復活できてほんとうにうれしい。
1/24(日)に、下記の上映にトークで登壇します。
(緊急事態宣言の影響で、上映もトークもオンラインになりました)
チケット購入は下記です
https://haramasato.zaiko.io/_item/334795
『国葬』『粛清裁判』『アウステルリッツ』の3本が全国で公開されている、ウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァ監督にインタビューしました。
「キネマ旬報」12月上旬号に掲載されました。かなり読みでがあります。
https://www.kinejunshop.com/items/35648855
~哲学者であり教育者・林 竹二 特集~
グループ現代の第四弾、作品配信に合わせたオンラインイベントをにトーク出演します。
録画で観れるようになりました。
https://www.youtube.com/watch?v=o--h4Sg6Xgk
12/22(火)19:00~
【出演者】
四宮鉄男さん(記録映画構成者)
永田浩三さん(武蔵大学教授)
金子遊さん(批評家/フォークロア研究者)
グループ現代の公式YouTubeチャンネルにて
https://www.youtube.com/channel/UC23y0srkFrvZ2VL5HC2gDPA
今年、グループ現代は、未開拓分野として、配信事業を立ち上げました。まだ、道半ばとといったところですが、次第に回を重ねるに連れ、ラインナップも充実して参りました。
さて、「林竹二」という人物をご存知でしょうか?1970年代に教育界に風穴を開けた人物です。彼は、当時、宮城教育大学の学長として、「授業」の大切さを解いて、全国を行脚しました。
「授業は子どもの内に一つの事件を引き起こす営みだ。授業の中で、問題を追いかけているうちに、子どもはやがて問題に追い詰められる。そこにこそ教師の授業を組織する働きがあり、子どもは、日常的な自己を乗り越えることができるのだ。これが即ち、“まなぶ”ということである。授業のなかで、子どもたちが、この世ならぬ美しさに輝くのはこういう瞬間である」彼はこのように考えていたのです。
この度の第4弾は、この教育哲学者「林竹二」にスポットをあて、26日より配信を行います。また、それに先立ち、本作品の監督四宮鉄男氏と、若い頃から林竹二を敬愛し、ジャーナリズムの世界と学問の道を歩んでおられる武蔵大学教授永田浩三氏をゲストにお招きし、レギュラー出演の金子遊氏をコメンテーターとして、1時間半ほどのオンライン、トークイベントを行います。無料でご参加頂けます。この機会にぜひ、ご視聴ください。
明日、12月22日(火)19:00~オンラインイベント開催(参加無料)グループ現代公式youtubeにて視聴可能。
<出演者> 四宮鉄男氏(記録映画構成者)、永田浩三氏(武蔵大学教授)、金子遊氏(映画評論家)
時間になりましたら、ご視聴ください。https://www.youtube.com/channel/UC23y0srkFrvZ2VL5HC2gDPA
「東京ドキュメンタリー映画祭2020」にて、12/11(金)15:30〜新作の短編の上映があります。場所は新宿K's Cinema。
「映像の民族誌」特集6「ゾミアの秘祭」のなかで、20分ほどの『アルナチャール人類博覧会』が上映されます。
短編作品をつくるのは久しぶりでした。
詳細
https://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-1947/#movie02
インド北東部、東ヒマラヤにあるアルナチャール・プラデーシュ州。中国と紛争中で国境が確定しておらず、多くの少数民族が混住するゾミア(山岳地帯)である。近年まで外国人の入域が制限されていた。チベット系のモンパやニシが暮らす町タワンの周辺では、昔ながらの農村が広がり、人びとはチベット仏教の戒律を守って静かに暮らしている。
そんな静かな山地で、インド政府は少数民族フェスティバルを開催。モンパ、ニシに加えて、東北部からナガ、ガロ、ミゾなど諸民族を集め、彼(女)たちの民族衣装や伝統舞踊を紹介する。そこにはゾミアを観光化し経済効果をもたらすことで、インドの実効支配を強めようとする政治家たちの意図が透ける。カメラはそのさまに19世紀的な「人間動物園」の歴史的な反復を見る。
東ヒマラヤを旅したのは2013年のこと。アッサム州から、よく墜落する航路のヘリコプターで4000メートル級の峠をこえて、アルナチャールに入りました。チベット仏教の伝統に生きるモンパ、アニミズムに近い精神性を持つニシ、3日間車で山中を移動し、たどり着いたジロで出会ったアパタニの人びと。この旅で撮影した映像をいかにまとめるかが宿題になっていました。
昨年、共編著『ジャン・ルーシュ 映像人類学の越境者』という本を執筆・編集するなかで、ルーシュの自由な短編映画のつくり方に魅せられ、この映画の構成・編集を思いつきました。巨大なインドの辺境において少数民族が国家の一部に登記され、新たな観光と経済のルールのなかで伝統文化が見世物化されていくさまを描いていますが、個人的には撮影に協力してくれた現地の人たちのために映像記録を残したいと思い、何とか完成したものです。