愛知芸術文化センターの『ＡＡＣ』という広報誌の最新号（62号）に文章を書きました。
パソコンからＰＤＦでも読めるので、是非ご覧ください（英語の抄訳付きです）。
http://www.aac.pref.aichi.jp/frame.html?aac/aactop.html
内容は、ジョナス・メカスの長編映画の新作『リトアニアとソ連邦の崩壊』「Lithuania and the Collapse of the USSR」（2008）という4時間46分の大作についてです。
それから、来年発売になる予定のメカスの日記文学の決定版『私には行くところがなかった』「I had nowhere to go」についても触れています。
特に後者は、ナチスに祖国を侵略され、命からがら逃げだしたドイツで強制収容所を転々とし、戦後は難民キャンプを移動しながら、最後に運命の地ニューヨークへたどり着き、そこでのメカスの人生を書いたすばらしい日記文学です。
