原将人 漱石シナリオ化 其の弐

これに出演しました。Ustreamのアーカイヴ映像でいつでも見られます。

本番組は「原將人 漱石『こゝろ』をカバー／シナリオ作り完全生中継 其の弐 @Jolls-4F」。
映画監督の原將人さん（『初国知所之天皇』『20世 紀ノスタルジア』など）による、夏目漱石『こゝろ』原作の劇映画用シナリオ 化作業全過程を配信する企画の第2弾です。
2011年2月11日15時3 0〜休憩を入れながら4時間半に渡る中継でした。

パート1 　http://www.ustream.tv/recorded/12614426
パート2　 http://www.ustream.tv/recorded/12616431
パート3 http://www.ustream.tv/recorded/12617669

原將人『こころ』シナリオ作り実況、第２回！ユーストリーム中継、本日、２月１１日建国記念日１５時より行ひます。
いよいよ、人称性と記憶の浸透の問題に迫ります！人称性の問題と記憶の相互浸透は、『行人』あたりから、漱石は方法論的な実験を続けてゐて、芥川龍之介は、晩年の漱石の方法論的な一番弟子でしたが、それを受け継いだのが『薮の中』でした。
それをもとに黒澤は『羅生門』を撮りましたが、その源泉が漱石であることは、おそらく知らなかったのでせう。もし、それに気付いてゐたら漱石の『明暗』にドストエフスキーと同質なものを発見し、『明暗』の映画化に挑戦してゐたかもしれません。（原）