シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

『辺境のフォークロア』刊行記念イベント

johnfante2015-02-24

【店内全品5倍】辺境のフォークロア ポスト・コロニアル時代の自然の思考/金子遊【3000円以上送料無料】


『辺境のフォークロア』刊行記念トー クセッション+映像作品の上映」
ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2015年03月05日(木)19:30 〜


金子 遊(著者・映像作家・民族誌研究)
今福 龍太(文化人類学者・批評家・東京外国語大学大学院教授)


著者はじめての単著『辺境のフォークロア』は、サハリンと蝦夷と東北、奄美琉球、小笠原とミクロネシアという列島の周縁地域の民俗を「旅」や「映像」をキーワードに掘りおこす。映像作家でもある著者は、シュテルンベルクや柳田國男といった人類学者や民俗学者だけでなく、ソクーロフ島尾ミホチェーホフジャック・ロンドン北原白秋土方久功ら文学者やアーティストを「民族誌的な記述者」として同列に論ずる。
トークセッションでは、パラオへの旅から戻ったばかりの著者が、映像やアート作品を紹介しつつ、異文化が混淆する辺境の「ポスト民俗学」的な世界像を提示する。
対話の相手は、著者が大学時代と奄美自由大学で薫陶を受けた文化人類学者・今福龍太。話題作『群島-世界論』(2008)のヴィジョンを〈叛アメリカ〉という視点から展開した続篇『ジェロニモたちの方舟』を上梓したばかりの今福が、クレオールや群島論といった思想的な観点から、その世界像を大洋へと押し広げ、魅惑的な言葉をつむぐことになるであろう。<参考上映予定>
『海の生命線 我が南洋群島』(1933)製作:横濱シネマ商會
『東ヒマラヤのアパタニ族』(2013)撮影:金子遊  
ほか



★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 


■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5