シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

初国@Yahoo!ニュース

Yahoo!ニュースにも記事が出ましたね。

「原將人の監督作「初国知所之天皇」配信、トークショーやZoom交流会も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/53debecf6909401724fab4f6f0f651ec016138d6

1/24(日)13:30から、『初国知所之天皇』16mm Filmニュープリント 2面マルチの上映があります。
自宅火災でフィルムが焼失してから2年、京都市クラウドファンディングでよみがえった新しいプリントでの上映です。

緊急事態宣言のため、オンラインのみになりました。
当方は上映後、15:30あたりから原將人監督とトークにでます。
詳細は下記です。

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20世紀ノスタルジア」の原將人が監督を務めた「初国知所之天皇」の16mmニュープリントとデジタルリマスター版が、明日1月23日よりZAIKOでストリーミング配信される。

1973年に製作された本作は、原が本当に撮りたい映画を求めて16mmと8mmで撮影したドキュメンタリー。京都から北海道、九州まで日本という国を作った天皇を探す旅を記録した。 2018年の夏、自然発火の火事によりフィルムはすべて焼失。支援者の力を得て、イマジカラボに保管されていたネガフィルムから、16mmニュープリントとデジタルリマスター版が制作された。

原は「『初国』には私の映画での出会い、映画への情熱のすべてのつまった作品だ。それが火事で焼けてしまったのはつらかった。復活できてほんとうにうれしい」とコメントしている。

A、B2種類のプログラムが用意された配信チケットの価格は1000円。作品の配信のほか原や批評家で映画作家金子遊早稲田大学大学院教授の谷川建司が参加するトークショーZoom交流会も行われる。プログラムやチケット購入方法の詳細は原の公式サイトで確認を。 「初国知所之天皇」は1月23日と24日、30日と31日に配信。また3月13日と14日には京都・Lumen galleryで上映される予定だ。

 

■ 原將人 コメント 私は映画が好きで好きで、好きがこうじて、作りたくて作りたくて、高校の時、友人たちと作った映画が東京の映画祭でグランプリを獲った。でも、ちょっと優等生の作った映画のような気がしていた。数年後、ほんとうに撮りたい映画を求めて「初国知所之天皇」を撮った。京都から北海道、九州まで、日本という国を作った天皇を探しての旅だった。でも、カメラを回す、撮るという行為のなかに日本という国は出現した。だから終われなかった。最後に鹿児島で初めて映画を撮った夏に自殺してしまった少女に出会った。私は少女を追悼し、私は映画の力を信じてそこで映画を終えた。「初国」には私の映画での出会い、映画への情熱のすべてのつまった作品だ。それが火事で焼けてしまったのはつらかった。復活できてほんとうにうれしい。

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『初国知所之天皇』復活ロードショー

1/24(日)に、下記の上映にトークで登壇します。
(緊急事態宣言の影響で、上映もトークもオンラインになりました)

チケット購入は下記です
https://haramasato.zaiko.io/_item/334795

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2021年1月24日(日)『初国知所之天皇』復活ロードショー

  • date_range 01.24 (日) 10:30 ⇨ 01.24 (日) 22:30
  • 日本映画界が生んだ、最後の天才映画監督・原 將人の 伝説の代表作『初国知所之天皇
     自宅焼失というアクシデントで燃えてしまった伝説のフィルム『初国知所之天皇』が、 2020年12月に京都市主催のクラウドファンディングで復活した。イマジカラボに保管されたネガから、16㎜フィルム​ニュープリント、デジタルリマスター版が復活され、​Lumen galleryで​初御披露目される。『初国知所之天皇』の世界は、より透明感を帯び,​「​映画 とはなにか? ​」​という命題に寄り添いながら創造性​を​激しく​刺激する。

    復活ロードショーにおいて​『初国知所之天皇』は、激生ライブ上映・フィルム・デジタル・燃えたフィルム​​の​4パターンで​上映​され​る。​
    ​また、『初国知所之天皇』をよりご理解いただくために、トークショーを企画した。
    この上映会はLumengalleryで鑑賞できる会場チケット限定48席を販売するほか、世界各国へ向けてオンライン配信される。
    はじめて興味を持たれた方も、なつかしい方も、映画『初国知所之天皇』をお楽しみください!
                         
    ■上映プログラム
    ・Aプログラム  
           11:00~:『初国知所之天皇』16㎜ Filmニュープリント2面マルチ
           14:00~:『初国知所之天皇』初国完成47周年記念 原 將人 激生ライブ上映
           18:30~:『初国知所之天皇』デジタルリマスター版2面マルチ

    ・Bプログラム
           11:00~:『あなたにゐてほしい~SOAR~』 参考上映:『おかしさに彩られた悲しみのバラード 』
           13:30~:『初国知所之天皇』16㎜ Filmニュープリント 2面マルチ
           15:30~: 原 將人トークショーwith ゲスト
           16:30~: 燃えた『初国知所之天皇
           18:30~:『初国知所之天皇』デジタルリマスター版2面マルチ

    チケット料金:
    ・オンライン配信 :1,000円(税込) ※配信日を含む3日間。開始時刻から2日間のアーカイブ上映あり
    ・会   場  入 場 券 :1,500円(税込)  
    ・ラ イ ブ 上    映 :5,000円(税込) ・学割:3,000円(税込) (要学生証提示)
    ・会 場1日鑑賞券:Aプログラム:7000円(税込)Bプログラム:5000円(税込)
        ※チケットの購入・動画の視聴には電子チケット販売プラットフォームZAIKOへのアカウント登録が必要となります。​
        ※チケット代のほかに別途手数料が掛かります。
        ※配信のURLは購入したZAIKOアカウントのみで閲覧可能です。

    【映画監督 原  將人コメント】
    私は映画が好きで好きで、好きがこうじて、作りたくて作りたくて、高校の時、友人たちと作った映画が東京の映画祭でグランプリを獲った。でも、ちょっと優等生の作った映画のような気がしていた。数年後、ほんとうに撮りたい映画を求めて『初国知所之天皇』を撮った。京都から北海道、九州まで、日本という国を作った天皇を探しての旅だった。でも、カメラを回す、撮るという行為のなかに日本という国は出現した。だから終われなかった。最後に鹿児島で初めて映画を撮った夏に自殺してしまった少女に出会った。私は少女を追悼し、私は映画の力を信じてそこで映画を終えた。『初国』には私の映画での出会い、映画への情熱のすべてのつまった作品だ。それが火事で焼けてしまったのはつらかった。
    復活できてほんとうにうれしい。

    【上映会へのコメント:瀬々 敬久(映画監督)】
    『おかしさに彩られた悲しみのバラード』を高校生の時に見て以来、8ミリで映画を撮り始めた。それほど原將人信者だった。大学生の頃、原將人全作品上映の企画をして上映会を行った。その大きな理由は、噂に高い『初国』が見たかったからだ。『初国』は遥かにその伝説を超えていた。映写機と見る者、その空間、それらが混然一体となったまさに映画体験だった。上映という行為でしか成しえない作品、それでしか享受できない感動。あれ以来、僕は『初国』以上の映画体験を未だに経験していない。
    瀬々敬久:映画監督『64ロクヨン』『最低。』『友罪』『楽園』『糸』

    【上映作品紹介】
    ・『初国完成47周年記念激生ライブ上映』
    『初国完成47周年記念激生ライブ​上映​』を、簡単に説明すると、生演奏付きの映画上映である。今年70歳になる原が、2台の16ミリ映写機から上映される映像に合わせて、上映会場でナレーションを読み上げ、歌をうたい、ピアノを弾く。『初国知所之天皇』の誕生から47年間ずっと変わらない、​原が貫き通す*ライブ映画*の上映スタイルであり、会場をまるごと映画空間へと昇華させる、映画体験である。原は、至高の仕方で、既成の映画概念を見事に突き破ってみせた。『初国知所之天皇』が、日本映画界において、伝説と称される所以である。クリエイターたちにも絶大なファンを持つ。観客は、映画を観ることを超え「​映画を体験する​」​のである。これだけのクオリティー、スタイルでのライブ上映は、世界においても、原にしかやれない。今回は、ふたりのミュージシャンを迎えてのスペシャルセッション​でお届けする​。

    ・『初国知所之天皇』4バージョン: 激生ライブ上映   /  16㎜ Filmニュープリント  /  デジタルリマスター   /   燃えた   /
    1970年代、国家と社会に全面的に異議を申し立てた全共闘運動が終焉した。当時、映画を志す22歳の原 將人は、既成の映画に対して全面的に異議を申し立て、国家を根底から考える 映画『初国知所之天皇』を製作した。8㎜と16㎜フィルムを併用し、2 台の映写機を切り替えながら自ら映写する8時間に及ぶ長編作品は、同世代、とりわけ映画を志す若者たちに熱狂的に支持され、伝説のフィルムと呼ばれるに至った。その 後、摩耗する8㎜を16㎜に引き伸ばした4時間のリフレイン版を、その20年後には4 時間を左右に切り分けた2時間の2面マルチバージョンが完成した。
    その25年後、2018年の猛暑の夏、自然発火の火事で、原のフィルムも、貴重な映画資料も、撮影機材も、ほぼすべて燃えた。火事から2年後の2020年、京都市主催のクラウドファンディングを介し支援者の力を得て、イマジカラボに保管されていた『初国知所之天皇』のネガからデジタルリマスター版、2面マルチバー ジョン16㎜フィルムニュープリントがリプリントされ​た。

    ・『燃えた初国知所之天皇』​
    幾度となく上映されてきた『初国知所之天皇』の16㎜フィルム​は、​火事のアクシデントを耐え抜き、冒頭5分間以外、​奇跡的に映写機にかかる状態で燃え尽きることがなかった。​しかも、自然現象である火事の炎によって、人の手で作ることのできる限界を超えた妖艶な美しい色を与えられたのだ。映写機からリズミカルに投射されるこの神秘的な​映像​を観れば、魂は静かに揺さぶられ、不思議な感動を沸き起こさずにはいられないだろう。

    ・『おかしさに彩られた悲しみのバラード』 [参考上映]      ※著作権の関係上、会場での参考上映のみ。
    原が高校2年の春休みに級友たちと作った16㎜フィルムによる短編。1学期、2学期と 授業をさ​ぼって映画館に通いつめていた原は、3学期になると急に出席率かよくなっ た。​ど​うしても映画が撮りたかった。授業中にシナリオを友人たちに回し読みをしてもらっていたからだ。『黄金時代'68』という社会派の脚本だったが、甘い! 甘い! と先鋭的な友人たちに猛反対され、​原は​行き詰まった。だが、 それを劇中劇のように入れ子構造にすれば、自分の構想に近い社会派になることに気付き、春休み​に​ロケ場所だけ決めて​、​その場でシナリオを書いて撮っていった。その躍動感の充満する処女作。

    ・『あなたにゐてほしい~SOAR~』 
    冒頭に​、​昭和天皇が登場する。昭和の山村を舞台にした作品であるが、そうではない。戦死したフィアンセを待つ悲恋の物語であるが、そうではない。『あなたにゐてほしい~SOAR~』を見終えたあと観客は「一体全体なんだったの か?」心地よく深い混乱に包まれるであろう。原は、劇映画という括りの中で、ついに独自の世界を構築したのだ。美しい映像と音楽が溢れる原ワールドに身を置き、ゆっくり吟味して欲しい。ゴダールか? フェリーニか? そうではない。展開されるのは、純粋な原 將 人の映画哲学なのである。またある意味『初国知所之天皇』と並んで天皇制を語った系列にも属する。初国復活ロードショーにおいて、処女作『おかしさに彩られた悲しみのバラード』とプログラムに組み込まれた所以である。鈴木清順監督の最後の映画出演作ともなった。

林竹二オンラインイベント

~哲学者であり教育者・林 竹二 特集~
グループ現代の第四弾、作品配信に合わせたオンラインイベントをにトーク出演します。

録画で観れるようになりました。

https://www.youtube.com/watch?v=o--h4Sg6Xgk

 


12/22(火)19:00~
【出演者】
四宮鉄男さん(記録映画構成者)
永田浩三さん(武蔵大学教授)
金子遊さん(批評家/フォークロア研究者)

グループ現代の公式YouTubeチャンネルにて

https://www.youtube.com/channel/UC23y0srkFrvZ2VL5HC2gDPA

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グループ現代の橋本氏による紹介

今年、グループ現代は、未開拓分野として、配信事業を立ち上げました。まだ、道半ばとといったところですが、次第に回を重ねるに連れ、ラインナップも充実して参りました。

 

さて、「林竹二」という人物をご存知でしょうか?1970年代に教育界に風穴を開けた人物です。彼は、当時、宮城教育大学の学長として、「授業」の大切さを解いて、全国を行脚しました。

「授業は子どもの内に一つの事件を引き起こす営みだ。授業の中で、問題を追いかけているうちに、子どもはやがて問題に追い詰められる。そこにこそ教師の授業を組織する働きがあり、子どもは、日常的な自己を乗り越えることができるのだ。これが即ち、“まなぶ”ということである。授業のなかで、子どもたちが、この世ならぬ美しさに輝くのはこういう瞬間である」彼はこのように考えていたのです。

この度の第4弾は、この教育哲学者「林竹二」にスポットをあて、26日より配信を行います。また、それに先立ち、本作品の監督四宮鉄男氏と、若い頃から林竹二を敬愛し、ジャーナリズムの世界と学問の道を歩んでおられる武蔵大学教授永田浩三氏をゲストにお招きし、レギュラー出演の金子遊氏をコメンテーターとして、1時間半ほどのオンライン、トークイベントを行います。無料でご参加頂けます。この機会にぜひ、ご視聴ください。

明日、12月22日(火)19:00~オンラインイベント開催(参加無料)グループ現代公式youtubeにて視聴可能。

<出演者> 四宮鉄男氏(記録映画構成者)、永田浩三氏(武蔵大学教授)、金子遊氏(映画評論家)

時間になりましたら、ご視聴ください。https://www.youtube.com/channel/UC23y0srkFrvZ2VL5HC2gDPA

『アルナチャール人類博覧会』上映

「東京ドキュメンタリー映画祭2020」にて、12/11(金)15:30〜新作の短編の上映があります。場所は新宿K's Cinema。

「映像の民族誌」特集6「ゾミアの秘祭」のなかで、20分ほどの『アルナチャール人類博覧会』が上映されます。
短編作品をつくるのは久しぶりでした。

詳細
https://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-1947/#movie02

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アルナチャール人類博覧会 

インド北東部、東ヒマラヤにあるアルナチャール・プラデーシュ州。中国と紛争中で国境が確定しておらず、多くの少数民族が混住するゾミア(山岳地帯)である。近年まで外国人の入域が制限されていた。チベット系のモンパやニシが暮らす町タワンの周辺では、昔ながらの農村が広がり、人びとはチベット仏教の戒律を守って静かに暮らしている。
そんな静かな山地で、インド政府は少数民族フェスティバルを開催。モンパ、ニシに加えて、東北部からナガ、ガロ、ミゾなど諸民族を集め、彼(女)たちの民族衣装や伝統舞踊を紹介する。そこにはゾミアを観光化し経済効果をもたらすことで、インドの実効支配を強めようとする政治家たちの意図が透ける。カメラはそのさまに19世紀的な「人間動物園」の歴史的な反復を見る。

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監督のことば

東ヒマラヤを旅したのは2013年のこと。アッサム州から、よく墜落する航路のヘリコプターで4000メートル級の峠をこえて、アルナチャールに入りました。チベット仏教の伝統に生きるモンパ、アニミズムに近い精神性を持つニシ、3日間車で山中を移動し、たどり着いたジロで出会ったアパタニの人びと。この旅で撮影した映像をいかにまとめるかが宿題になっていました。

昨年、共編著『ジャン・ルーシュ 映像人類学の越境者』という本を執筆・編集するなかで、ルーシュの自由な短編映画のつくり方に魅せられ、この映画の構成・編集を思いつきました。巨大なインドの辺境において少数民族が国家の一部に登記され、新たな観光と経済のルールのなかで伝統文化が見世物化されていくさまを描いていますが、個人的には撮影に協力してくれた現地の人たちのために映像記録を残したいと思い、何とか完成したものです。

 

 

東京ドキュメンタリー映画祭2020

当方がプログラム・ディレクターをつとめ、3年目となる「東京ドキュメンタリー映画祭」が、今年も新宿K's Cinemaで開催されます。ドキュメンタリー映画の新作を総ざらい。過去最高の51本を上映します。

https://tdff-neoneo.com/

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長編コンペ、短編コンペの他にお客様が受賞作を決める「観客賞」も開催。
特別上映「香港クライシス」、特集上映「映像の民族誌」もお見逃しなく。

【日程】2020年12月5日(土)~12月11日(金)
【場所】新宿 K’s Cinema
【形態】1日4回上映、計28プログラム

「長編コンペティション部門」10プログラム
「短篇コンペンティション部門」11プログラム
「特別上映 香港クライシス」 1プログラム
「特集 映像の民族誌」 6プログラム

www.youtube.com予告編


◉長編コンペティション
東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』
『焼け跡ダイアリー ~ツインカレンダー 双子暦記~』
『40年 紅どうだん 咲く村で』
パンデモニウム DieAter2』
『きりむすぶ』
『なれのはて』
『傍観者あるいは偶然のテロリスト』
『私はおぼえている』
『大月語』
『白根紙鳶見聞録 凧ノ国』

審査員
綿井健陽(映像ジャーナリスト・映画監督)
矢田部吉彦(東京国際映画祭シニアディレクター)

◉短編コンペティション
『Punk Save the Queen
『東京2018 プノンペン
『ヤジと民主主義』
ウーマンラッシュアワー村本大輔アメリカに行くまでドキュメンタリー vol.10 赤ちゃんになりたい/vol.11 嫌われることは無駄じゃない』
『沖縄と本土 一緒に闘う』
被爆死した米兵を追って』
『我が友・原子力放射能の世紀』
『あなたの瞳に話せたら』
『I Am Here ―私たちはともに生きている―』
『炉』
『有酸素ナンパ』
『想像』
『ベジタブル・バスケット』
ハンセン病を生きて』
『ピアノが私にくれたもの』
『Birth―めぐるいのち―』
『LOOKING FOR THAT―アレを探して―』
『二ヵ月』
『Bye Bye Daddy』
Queen Hisako』
『プロポーズ』
多摩川の野良猫写真家』
『私たちの山』
『THE LIMIT』
『セーブ・ザ・リーフ~行動するとき~』
『時と場の彫刻』
メランコリア
大野一雄三部作 光への四つの道』
『その先に、火を灯して』
『剣術 La Voix Du Sabre』

審査員
代島治彦(映画作家・プロデューサー)
井田博幸(映画プロデューサー)

メインのコンペティション部門では、3 年目にして過去最高の150 作品以上の応募が集まり、その中から厳選した長編10作品、短編 30作品のノミネート作を上映いたします。
原発問題、多様な性、人 と自然の共生、日本古来の祭事、東京オリンピック、コロナ禍の生 活など、激動の時代に対峙する力作が揃いました。

◉特別上映「香港クライシス」
『STAND WITH HK』
『中大防衛戦』

◉特集「映像の民族誌
『カムイチェプ サケ漁と先住権』
『カナルタ ―螺旋状の夢―』
『からむしのこえ』
『アッパ・オリの一日』
『プティー ジャライ族の墓放棄祭』
『デヴォキ~神に捧げられた女たち~』
『説経浄瑠璃 三代目・若松若太夫 一声二節のわざ』
『ナガのドラム』
『アルナチャール人類博覧会』

特集プログラムでは先住民族の権利、祭礼を描くほか、毎年人気を博す希少な「映像の民族誌」9作品をラインナップ。
特別 プログラムでは民主化運動に揺れる香港を捉えた2作品を上映します。
審査員による選考のほか、みんなで選ぶ「観客賞」もあり!
今年ははじめての試みとなる「映画検定1級特別賞」も創設しました。

映画検定1級特別審査員】
松崎まこと 井上健一 上窪田雅文 根岸史

12/11(金)の上映最終日には、審査員によるコンペティション部門のグランプリ発表のほか、各賞授賞式が開催。どなたでも入場無料です。


東京ドキュメンタリー映画祭事務局
メール:tdff.neoneo@gmail.com

公式HP:tdff-neoneo.com
twitter:@TDFF_neoneo
Instagram:tdff.neoneo
FACEBOOK:https://www.facebook.com/tdff.neoneo/

『双子暦記』トーク@岡山映画祭

 12/5(土)13時半から、 原將人監督の「双子暦記(れっき)・私小説」 の上映が【岡山映画祭2020】であります。
上映後に、原監督とわたしでオンラインでのトークがあります。

映画がこの世に生まれでて125年、劇映画も含め多くの映画が誕生しました!
原将人監督はその映画が最初に持っていた、人の営みを写し取るに相応しい表現媒体としての映画を体現し続ける、世界でも稀な映画作家ではないでしょうか!原家の双子姉妹と原監督の映画時間の旅。東京、大阪に続いて全国に発信します!

東京ドキュメンタリー映画祭2018グランプリ  受賞作品 (上映企画スタッフ 小川孝雄) 

制作年:2018年 監督 原將人 作品上映時間 110分
https://d-mc.ne.jp/off/?post_type=wbc-portfolio&p=893


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『ミタケオヤシン』配信イベント

11/26(木)にも、グループ現代の配信イベントに出ます。

20:00~グループ現代の公式YouTubeチャンネルにて

映画『ミタケオヤシン』出演の現代アーティスト・加藤翼さんとフォークロア研究者で映画評論家・金子遊さんの対談を予定。

https://www.youtube.com/channel/UC23y0srkFrvZ2VL5HC2gDPA

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『SAWADA』配信イベント

11/24(火)にグループ現代の配信イベントに出ます。

『SAWADA 青森からベトナムピュリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死』レンタル配信開始に合わせ、特別イベントを開催!

11/24(火)深夜23:30~グループ現代の公式YouTubeチャンネルにて
【出演者】 五十嵐匠さん(監督)×青木冨貴子さん(「ライカでグッドバイ」著者)×
金子遊さん(映画評論家)

録画はこちら 

https://www.youtube.com/watch?v=OU_Li2Dbd_M&t=1s

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「三田評論」にエッセイ

三田評論」2020年10月号が、特集「SFC創設30年」。
そのなかで、学生時代について「鴨池のワイルドサイドを歩け!」というエッセイを寄稿しました。

https://www.keio-up.co.jp/mita/202010/

全文オンラインでも読めるようになりました。

https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/features/2020/10-10.html

 

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