シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

2011-01-01から1年間の記事一覧

トーキング・ヘッズ叢書

人間モドキ〜半分人間の解剖学 (トーキングヘッズ叢書 第 47)作者: アトリエサード出版社/メーカー: 書苑新社発売日: 2011/07/29メディア: 単行本 クリック: 36回この商品を含むブログ (5件) を見る 7月末に発売になった、トーキングヘッズ叢書の最新号「TH …

日本映画ダイスキ(仮) Vol.3

10/16(日)に「日本映画ダイスキ(仮)」 Vol.3で末席を汚させて頂きます。 この企画もなんと3回目を迎えることに! 前回も混雑しておりましたので、ご予約はお早めに。9/2からローソンチケットで! 日本映画の『今』を語り尽くす、『映画ダイスキ(仮)』…

映像コテンパンダン展2011

9/17(土)〜9/19(祝)の連休は、奈良に呼ばれています。 映像アートの個展が同時多発的に、奈良の町中を埋め尽くすという意欲的な企画です。 ぜひとも足をお運びください。詳細はコチラ 【NARA 映像コテンパンダン展2011 in ならまち】 1300年以上の歴史が…

月刊エルダー 7月号

月刊エルダーの連載「シネマの中の高齢者」。 今回は、ジャン・ユンカーマン監督のドキュメンタリー『老人と海』をとりあげました。 ヘミングウェイの「老人と海」をベースに、与那国島のカジキ釣りの老人を追ったものです。 PDFでも読めるようになりました…

8/13 ポレポレ東中野でトーク

ポレポレ東中野で、レイトショー上映中の吉増剛造さんの『予告する光 gozoCine』。 真夏の平日・休日問わず、夜の映画館の席が埋まっている風景にはエネルギーが満ちています。 ツイッターのTL上でも、かなり話題になっているようです。 公式サイトのスケ…

鈴木邦男生誕祭

もう本日ですが、8/7(日)13時〜 阿佐ヶ谷ロフトにて「鈴木邦男生誕祭」というイベントがあります。 週刊金曜日の白井基夫さんがオーガナイズしている、お誕生日イベントです。 塩見孝也、平野悠、椎野礼仁、佐川一政、青木理など、鈴木さんに近しい人たち…

現代詩手帖8月号に寄稿

現代詩手帖 2011年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 思潮社発売日: 2011/07/28メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 7月30日に発売された「現代詩手帖」に、「gozoCiné―妖精博士のマチエール」を寄稿しました。 現在、ポ…

讀賣新聞・書評

『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』の讀賣新聞の書評が出ました。 文化人類学者の今福龍太氏が書評を書いて下さりました。 「自らも個人映画に賭ける、編者の情熱の一つの結晶が本書である」という言葉には、正直なところ目頭が熱くなりました。 W…

読売新聞・書評

7/31(日)の読売新聞日曜版にて、『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』の書評が取り上げられます。 読売新聞の公式サイトの「次回のラインナップ」に出ていました。 評者は今福龍太氏(人類学者・批評家)とのことです。 非常に楽しみです。ぜひ、ご一…

黒坂圭太氏インタビュー後編

黒坂圭太さんの実験アニメーション『緑子/MIDORI-KO』の公開日程が決まりました。 9/24(土)〜渋谷アップリンクにて。 黒坂圭太さんへの長編インタビューの後編が、映画芸術DIARYに掲載されました。 『みみず物語』(89)、『個人都市』(90)から、最新作まで…

ジェンダー・トラブル

明日はこれに出ます。 久しぶりに見たが、出光真子さんの『加恵、女の子でしょ!』は、ビデオアートにおけるマスターピース。 日本社会における性差の問題と、1つ1つのショットがインスタレーションとして成立する映像アートの極点ですね。 明日の23日(土…

木版画集「雨を喰う人」を編集、発行した金子遊さん

「一人出版社」定年後夢実る 2009年02月17日 朝日新聞 木版画集「雨を喰う人」を編集、発行した金子遊さん=四日市市水沢町 ◇◆第一弾は友人の木版画集◆◇ たった一人きりの出版が形になった。四日市市の元高校国語教諭、金子遊(ゆう)さん(61)が立案から…

予告する光 gozoCine 第二弾チラシ

7/30〜ポレポレ東中野にてレイトショー。 「予告する光 gozoCine」の新フライヤーが完成しました。 豪華プログラムつきの変形フライヤーです。 完全保存版ですので、お早めに各劇場にて入手してください! デザインは第1弾に引き続き、小川梨乃さん。 <オ…

月刊「エルダー」連載 6月

月刊誌「エルダー」の連載企画「シネマの中の高齢者」に寄稿しています。 6月号では、スイス映画『マルタのやさしい刺繍』について書きました。 WEB上でもPDF版で読むことができます。 http://www.jeed.or.jp/data/elderly/elder/download/2011_06-24.pdf 『…

飯村隆彦 クラシック&アヴァンギャルド

映像作家の飯村隆彦さんが、7月の週末に上映イベントを開催しております。 飯村隆彦 - クラシック&アバンギャルド at KEN 7月9日(土)16日(土)23日(土) 18:30開場 19:00開演 KENへのアクセス: http://www.kenawazu.com/access.html 各…

キネマ旬報、インタビュー記事

7/5発売のキネマ旬報・7月下旬号で、インタビュー記事を書きました。 7/16から全国で劇場公開される阪本順治監督、原田芳雄主演のヒューマンコメディ『大鹿村騒動記』は、近年まれに見るウェルメイド映画となっています。 『大鹿村騒動記』の特集ページにて…

日本映画ダイスキ Vol.2

6/14にネイキッド・ロフトで行われた「日本映画ダイスキVol.2」に出演しました。 その動画が期間限定配信中です。 キネ旬の平嶋洋一さん、轟夕起夫さん、森直人さん、入江悠監督、深田晃司監督と『さや侍』『婚前特急』『東京公園』などの新作について語りま…

7/11(月)「予告する光」一橋大学イベント

一橋大学でのイベントをコーディネイト/司会進行することになりました。 外部の方も聴講可能ということですので、ぜひ国立へ遊びに来てください。 「予告する光/闇に響く音 」(仮) ゲスト:吉増剛造(詩人) 講師:武村 知子(一橋大学大学院旬教授) 司…

Gender Troubleのトークイベント

7/23(土)に、出光真子著『ホワイトエレファント』刊行記念映画上映イベントと冠した「Gender Trouble 個人映画における性のありかた」という上映&トークイベントに出演します。 上映作品は下記です。2本の作品を見て、みなさんと「ジェンダー」の表象をめ…

『緑子/MIDORI-KO』 黒坂圭太インタビュー

映画芸術DIARYに、黒坂圭太さんのインタビューが掲載されました。 黒坂さんの10年がかりの新作、『緑子/MIDORI-KO』がこの夏に公開されます。 たった1人で制作した個人映画であり、誰の追随も許さない手描きアニメーションの極地がここにあります。 まずは…

「予告する光」プレイベント

7/30からポレポレ東中野で公開の「予告する光」のプレイベントが決定しました。 吉増剛造氏が敬愛してやまない映画監督、吉田喜重氏をお迎えして吉増氏と特別トークイベント。 『秋津温泉』『エロス+虐殺』『鏡の女たち』等で国際的評価の高い吉田監督は、…

初国知所之天皇 ライブ!

『初国知所之天皇』(はつくにしらすめらみこと) 監督:原將人/ライブ映写!ライブ演奏&ライブナレーション! 幻のオリジナル全長版 8ミリ+16ミリ 復活ライブ上映! 2011年7月3日(日)15時スタート 21時15分よりトークショー『身体×撮影÷記…

『ベオグラード1999』in大阪

第七藝術劇場にて、6/25(土)〜7/1(金)まで1週間限定ロードショーです。 20:45の回終了後に、監督がゲストを招いて、毎日のようにバトルトークをくり広げます。 劇場の詳細情報 http://www.nanagei.com/movie/next.html 6/25(土) 舞台挨拶 金子遊(『…

予告する光 gozoCine 予告篇

7/30(土)〜 ポレポレ東中野にて3週間レイトショー公開する、 詩人・吉増剛造さんの個人映画集「予告する光 gozoCine」の予告篇が完成しました。 ぜひともご覧ください。 http://www.youtube.com/watch?v=14S8scyG-BU 52本の短編を21日間、毎日日替わりで…

6/14 ネイキッド・ロフト

6/14(火)に新宿ネイキッド・ロフトのイベントに出演します。 直前になると満員になる可能性もあるので、是非とも前売券をご予約ください。 予約ページ http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/reservation.php?show_number=213 <内容> 日本映画の…

6/13 『シンクロニシティ』アフタートーク

ひそかに注目している映画が、6/11(土)から渋谷アップリンクXで公開される。田中情監督の『シンクロニシティ』だ。 突発的な暴力の映像だけではなく、むしろカットとカットを繋ぐことから生まれる暴力、つまりは物語ることの暴力をめぐる映画だと思う。この…

『ベオグラード1999』大阪公開

新右翼・一水会を追ったドキュメンタリー映画、あるいは政治と恋愛・青春の終わりを描いたシネマエッセイとして話題になっている『ベオグラード1999』が、大阪に上陸します。 第七藝術劇場にて、6/25(土)〜7/1(金)まで1週間限定ロードショーです。 20:…

『ぬばたまの宇宙の闇に』@名古屋

フィルム日記『ぬばたまの宇宙の闇に』が、あいちトリエンナーレの関連企画で上映されます。 月に1回、トリエンナーレの会場のひとつでもあった万勝S館を1日開放し、作品展示、ライブ、パフォーマンス、カフェ、ワークショップなど様々なイベントを行うとい…

『歓待』 クロスレビュー

現在、劇場公開中の『歓待』(深田晃司監督)のクロスレビューに参加しました。 下記のWEB版「映画芸術DIARY」にて読むことができます。 http://eigageijutsu.com/article/195642470.html 今はヒューマントラスト渋谷から、池袋シネマロサに場所を移し…

鎌仲ひとみ監督インタビュー

『ミツバチの羽音と地球の回転』が、東京公開中の鎌仲ひとみ監督にインタビューしました。 瀬戸内海にある祝島の反原子力発電所建設運動だけではなく、それに変わる自然エネルギーの可能性について、主にスウェーデンにて取材しています。 これ以上必要のな…