シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

『森のムラブリ』特集@キネ旬

「キネマ旬報」2022年3月下旬号(3/4発売)にて、映画『森のムラブリ』の小特集を組んで頂いております。4ページにわたって、睡蓮みどりさんが「森と村、聖と俗のあいだで」というタイトルで、金子遊【監督】インタビューをして下さいました。 次の2ページは…

「東京ドキュメンタリー映画祭 in OSKA」で短編上映

明日から「東京ドキュメンタリー映画祭 in OSKA」が、大阪のシアターセブンで始まります! 東京の受賞作や話題作を中心に、3/5-11まで数十本のドキュメンタリーを一挙に上映。 当方の短編『憑依の宴』も11日に上映があり、舞台あいさつします。 毎日ではない…

『映画になった男』全国劇場公開

拙作の長編ドキュメンタリー『映画になった男』が、3/11より、東京、京都、大阪、横浜、名古屋、神戸ほか全国で順次公開されます。「伝説的映画監督、原將人」特集の1本として全国を回ります。配給はマジックアワー。 youtu.be 8年かけて映画詩人・原將人を…

映画『ヨナグニ』にコメント

5月公開のドキュメンタリー映画『ヨナグニ〜旅立ちの島〜』に、応援コメントを寄せました。下記がそのニュース記事です。 https://natalie.mu/eiga/news/465310「国境の島の西端に暮らす中学生たちが、どんなふうに遊び、将来をどのように思い悩んでいるの…

『焼け跡クロニクル』インタビュー

2/19に「キネマ旬報」の2022年3月上旬号が刊行されました。 2/26公開『焼け跡クロニクル』の原まおり・原將人監督インタビューを担当しました。 https://www.kinejunshop.com/items/59164523 『焼け跡クロニクル』是非ご覧ください。公式サイトには、当方が…

東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA

昨年12月に新宿ケイズシネマで行われた「東京ドキュメンタリー映画祭」が、3月に大阪シアターセブンでも開催されます! 今回は東京での受賞作品や、話題となった作品を中心にセレクション上映。大阪だけの「大阪観客賞」も実施します。映画祭は2022年3月5日(…

The New Gospel –新福音書–

「東京芸術祭2021」のサイトにレビューを書きました。スイス人の演出家が、演劇とドキュメンタリーを融合させた作品をどう見るか?『The New Gospel –新福音書–』に寄せて 文・金子遊https://tokyo-festival.jp/2021/program/newgospel/#co「すべての映画は…

『アナキズムを読む』に分担執筆

『アナキズムを読む <自由>を生きるためのブックガイド』田中ひかる編で、分担執筆しました。わたしが担当したのは、金子光晴の『絶望の精神史』と、辻潤『絶望の書・ですぺら』です。下記に詳細があり、試し読みもできます。 https://www.libro-koseisha.…

キネマ旬報ベスト・テン号

今年も、キネマ旬報ベスト・テンの外国映画部門の選考に参加しました。「キネマ旬報」2月下旬号ベスト・テン発表特別号に掲載されております。 『プロミシング・ヤング・ウーマン』や『砂の惑星 DUNE』など、自分としては珍しくハリウッド映画も入れた年で…

『森のムラブリ』特報完成のニュース

1/29(土)に映画『森のムラブリ』の特報が解禁になり、各メディアでニュース記事が掲載されています。主演したムラブリ語の言語学者・伊藤雄馬さんのコメントともに掲載されています。 www.youtube.com 「ノマド生活を送る少数民族のドキュメンタリー映画『…

映画『森のムラブリ』公開日決定!

拙作の映像人類学ドキュメンタリー『森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民』が、2022年3月19日(土)から、渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国劇場公開されます。 1/12にパブリストの方がニュースリリースを発出したところ、数多くのメディアにて取…

マクロネシア紀行 第11回

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。2018年12月から出版社のサイトで連載していた、「マクロネシア紀行」の最終回が掲載されました。今回はミクロネシアのパラオが舞台で、そのなかでも遠い離島のカヤンゲルについて多くのページを割…

多文化間精神学会の「こころと文化」

多文化間精神学会の学術誌「こころと文化」に『光学とエスノグラフィ』の書評がでました。執筆して下さったのは、仁愛大学の三脇康生先生。ジャン・ルーシュとラカン派、リティ・パンとインゴルドの人類学を援用しつつ、精神医学の知見から見て意味のある著…

台湾で『ゲームチェンジング・ドキュメンタリズム』発売

以前インタビューしていただいた『ゲームチェンジング・ドキュメンタリズム 世界を変えるドキュメンタリー作家たち』という本があります。このほど、その中国語版が台湾で発売になるということ。おめでとうございます!専制主義の迫りくる香港や台湾には、こ…

短編上映@東京ドキュメンタリー映画祭2021

12/17(金)17:20〜「東京ドキュメンタリー映画祭2021」で、拙作の短編映画『憑依の宴 ジャワ島のジャティラン』が上映されます。特集上映「憑依する精霊たち」プログラムのなかの1本です。詳細 https://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-2206/#movie04 ジャ…

メディア掲載「東京ドキュメンタリー映画祭2021」

毎日、満員御礼の「東京ドキュメンタリー映画祭2021」ですが、メディア掲載をまとめておきます。12/10(金)読売新聞夕刊 12/10(金)東洋経済日報 12/9 ムビコレhttps://www.moviecollection.jp/news/117835/ 10/19 映画ナタリーhttps://natalie.mu/eiga/ne…

東京ドキュメンタリー映画祭2021 開催!

4年目となる「東京ドキュメンタリー映画祭2021」が、12/11(金)から新宿K's Cinemaで開催されます。 Yahoo!ニュースに出ました。https://news.yahoo.co.jp/articles/263c26cfcb7263916a5d31fe78dab9b2606e86d1映画祭公式サイトhttps://tdff-neoneo.com/新…

11/27「旅と書物」シンポジウム

11/76(土)13:30〜芸術人類学研究所のシンポジウム 「旅と書物」がオンライン (YouTubeライブ)で開催されました。 当方は「ジャワ島の憑依芸能」であるジャティランについて、ギャラリーから映像と写真を交えてお話しましした。フライヤーの写真は港千尋さ…

「旅と書物」インスタレーション

11/19(金)〜27(土)まで、多摩美術大学図書館のアーケードギャラリーにて、「旅と書物」をテーマにした展示をします。写真は設営の様子。芸術人類学研究所のOさんと、学生アルバイトさんが主体になって、写真を天井から吊るす大掛かりなもの。わたしのブ…

メキシコの先住民・民族誌映画展

拙作『森のムラブリ』がメキシコの「IUAES先住民・民族誌映画展」で上映されます。 https://www.iuaes2021yucatan.org/home/ 主催は人類学・民族学国際連合で、11/9-13までユカタン半島でおこなわれる国際会議ですが、今年はオンライン開催です。そのなかで…

「図書新聞」に拙著書評

「図書新聞」10/23号に、拙著『光学のエスノグラフィ』の書評が掲載されました。評者は宗近真一郎さん「本書は、前著『映像の境域』が映像作品の状況的な解読に軸足を置いたのに対して、自らの人類学的・民俗学的フィールドワークと映画作家論とを交差する展…

「現代詩手帖」に拙著書評

拙著『光学のエスノグラフィ』の書評が「現代詩手帖」9月号に出ました。評者は辻陽介さんです。 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_2738.html

「美術手帖」10月号に拙著書評

「美術手帖」2021年10月号の「BOOK」コーナーに、拙著『光学のエスノグラフィ』の書評が掲載されました。書いて下さったのは、美術史研究者の岡俊一郎さんです。 10月号の詳細https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/24551WEBでも記事が読めるよう…

「コメット通信」12号

水声社が発行している「コメット通信」12号に、エッセイ「文化人類学者と詩人のこと」を寄せました。若き頃に、あの人たちに知り合った頃のことを書きました。 ご笑覧ください。http://www.suiseisha.net/_sys/wp/wp-content/uploads/2021/07/%E3%82%B3%E3%8…

「キネマ旬報」に拙著書評

「キネマ旬報」2021年10月下旬号に、拙著『光学のエスノグラフィ』の書評が掲載されました。執筆してくださったのは、映画評論家の村山匡一郎さん。 https://www.kinejunshop.com/items/52323015 「映画制作も手がける著者にとって、映画批評・フィールドワ…

『光学のエスノグラフィ』新聞書評

拙著『光学のエスノグラフィ』の書評が、各地の地方紙に出ました。共同通信で、映像人類学者の川瀬慈さんが書評を書いてくださいました。北日本新聞(富山)https://webun.jp/item/7788665山陰中央新報 9/18付https://www.sanin-chuo.co.jp/list/show-paper?…

アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト

共編著『アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト』が刊行されました。neoneo編集室「ドキュメンタリー叢書」の第2弾 写真家・美術家としてのヴァルダ、ドゥミとの関係、フェミニズム、『幸福』や『冬の旅』論など、10人の論者が多角的に論じてます。当方…

フィルムメーカーズ22「勅使河原宏」に論考

フィルムメーカーズ22「勅使河原宏」(宮帯出版社)に、論考を寄せました。当方は「前衛ドキュメンタリーの時代 勅使河原宏論」と題して、若き勅使河原と亀井文夫の関係、『ホゼー・トレス』や『白い朝』について書きました。 http://www.miyaobi.com/publis…

ICAS12フィルム・フェスティバル

8/21から28にかけて、ICAS 12フィルム・フェスティバルで、拙作のドキュメンタリー映画『森のムラブリ』 (英語字幕版)がオンライン上映されます。作品ページhttps://www.eventscribe.net/2021/ICAS12/fsPopup.asp?efp=WVJMU0FUUUU2NDc3&PresentationID=936…

8/22「これからのエスノグラフィ(民族誌)」

2021/08/22(日)中村寛×金子遊「これからのエスノグラフィ(民族誌)」『アメリカの<周縁>をあるく』(平凡社)刊行記念トークイベント@本屋B&Bオンラインイベントのご予約は下記から!https://bb210822a.peatix.com/ 同時代の世界。そこで濃厚な存在を示…