シネマの舞台裏2

Yu kaneko(批評家・映像作家)のブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

「美術手帖」に書籍紹介

「美術手帖」2018年6月号「アートと人類学」に、翻訳したティム・インゴルド著『メイキング』の書籍紹介が載りました。 この号、すばらしいので是非お手にとってください。 http://www.bijutsu.press/books/2018/04/bt-1806.html

『混血列島論』刊

5冊目となる単著『混血列島論 ポスト民俗学の試み』が刊行されました。 文学、映像、フォークロア研究をミックスした民俗学・人類学系の文章を集めた論集です。 全国の書店、ネット書店などでお手にとってみてください。 詳細&目次 http://filmart.co.jp/b…

マニラ―光る爪

「本の森」という読書エッセイが「京都新聞」「伊勢新聞」「北國新聞」に掲載。 『マニラ―光る爪』エドガルド・レイエス著と、ビサヤ諸島への旅について書きました。共同通信なので20ほどの地方紙に出るそうです。 「北日本新聞」のサイトでも読むことができ…

『メイキング』書評

共訳したティム・インゴルド著『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』の書評が出ました。 「建築討論」という媒体で、評者は市川紘司さん。https://goo.gl/ieQDv1 「職人的な経験則と柔軟な即興性、そしてコミュニケーションの往来によって「ある程度の…

朝日新聞・北海道新聞

4/29(日)から札幌で始まる、金子遊写真展「混血列島のフィールドワーク」の情報が、4/21朝日新聞・北海道版、北海道新聞に掲載されました。 札幌のど真ん中、テレビ塔の横にある池内ゲートビルに書店、ギャラリー、イベントスペースを出した「書肆吉成」の…

写真展「混血列島のフィールドワーク」

新著の刊行を記念して、札幌で写真展が開かれます。 ここ数年、本を書くために歩いた土地での、少数民族の文化を中心した写真を展示します。 金子遊写真展「混血列島のフィールドワーク サハリン・北海道・八重山・台湾」 4月29日(日) 〜5月25日(金…

日経新聞でコメント

「日本経済新聞」2018年4月17日夕刊にて、新聞取材でコメントしました。 シリア内戦を描いた2本の映画『ラッカは静かに虐殺されている』『ラジオ・コバ二』の記事が掲載され、メディア戦争について語っています。 「シリア内戦下 ドキュメンタリー映画 市民…

『映画で旅するイスラーム』刊行イベント

直前になってしまいましたが、本日2018年4月15日(日)19時〜 下北沢・本屋B&Bにて、共編著『映画で旅するイスラーム』の刊行イベントに出ます。 藤本高之×金子遊×景山咲子 「イスラーム文化と映画の魅力」 『映画で旅するイスラーム』(論創社)刊行&「イ…

クバト監督インタビュー

『馬を放つ』が劇場公開中のアクタン・アリム・クバト監督にインタビューしました。 キルギスを代表する作家で、5本の長編映画のうち『あの娘と自転車に乗って』(98)と、第2作『旅立ちの汽笛』(01)、『明りを灯す人』(10)が日本公開されている名匠で…

「音から作る映画」パンフ

七里圭監督の「音から作る映画 全記録 2014-2018」のパンフレットに寄稿しました。 「いかにデジタルシネマを「映画」にするか」という論考です。 新作映画『あなたはわたしじゃない』のパンフも兼ねており、劇場などで購入することができます。

「映像の境域」書評

「現代詩手帖」2018年3月号に、拙著『映像の境域』の書評が載りました。 評者は、ダンス批評家の志賀信夫さん。 <「光の精霊」とともに社会に対峙する>というタイトルです。 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_2015.html 「歩み続けるフィー…

『レベル5』シンポジウム

2018年3月30日(金)と31日(土)の両日、クリス・マルケル監督『レベル5』の日本語字幕版が上映されます。渡辺真也さん(キュレーター・映像作家)が付けた新字幕で、京都・名古屋・神戸などで連続上映されています。 30日には映像研究者の東志保さんがレク…

むきだしの縄文

2本の映像民俗学の作品を論じた論考「むきだしの縄文」がneoneo webに掲載されました。 http://webneo.org/archives/44796 北村皆雄・戸谷健吾監督が、石巻市の雄勝半島で劇場公開ドキュメンタリー『海の産屋 雄勝法印神楽』(17)と、大澤未来・遠藤協が監…

映画ナタリーの記事

映画ナタリーのサイトに、共編『映画で旅するイスラーム』の記事が出ました。 https://natalie.mu/eiga/news/273506 「イスラーム映画祭3」で日本初公開作含む13本上映、公式ガイドも発売 2018年3月15日 特集上映「イスラーム映画祭3」が3月17日から23日にか…

映画で旅するイスラーム

共編著『映画で旅するイスラーム』(論創社)が刊行されました。 11人のライター&コラム陣が集まり、北アフリカから中東、中央アジアから東南アジアにいたる「イスラームの映画」を紹介しています。 3/17(土)から、東京・名古屋・神戸で開催されている「…

「映画以内、映画以後、映画辺境」冊子

「映画以内、映画以後、映画辺境」七里圭=編という110ページを超える冊子が刊行されました。 2014年から4年にわたって、渋谷アップリンクで20回以上開催されてきた連続講座「映画以内、映画以後、映画辺境」。 それを書き下ろしの論考、座談会、年表、デー…

「ニッポン国vs泉南石綿村」対談

「キネマ旬報」2018年3月下旬号で、「ニッポン国VS泉南石綿村」の対談、原一男[監督]×吉岡忍[ノンフィクション作家]の司会・構成をしました。 タイトルは「国家権力と市民運動、その真の姿をとらえるために」 いま日本で起きている出来事とも関連して…

コペンハーゲンの展覧会に出品

3/9(金)〜4/14(土)の5週間、コペンハーゲン(デンマーク)で、「クリス・マルケルと日本」にフォーカスをした展覧会が開催中! シックスティエイト・アート・インスティチュートで開催されている「ウィズ・オア・ウィズアウト・ザ・サン」で、クリス・…

「現代思想」3月増刊号

「現代思想」2018年3月臨時増刊号「総特集=現代を生きるための映像ガイド」に寄稿しました。 台湾のひまわり学生運動を、集団製作的に記録したドキュメンタリー映画『太陽花(ひまわり)占拠』(15)について論じました。 その他の論考も、超豪華メンバーに…

シンポジウム「映画以内、映画以後、映画辺境」

2/18(日)のシンポジウム「映画以内、映画以後、映画辺境」に登壇しました。 4時間越えの熱いディスカッションになり、前売り・当日券ともに完売でした。 http://www.uplink.co.jp/event/2018/50089 2014年から通算20回以上を重ねる連続講座と、並行して制…

共著『ストローブ=ユイレ』

共著『ストローブ=ユイレ シネマの絶対に向けて』(森話社)が刊行されました。 なんとYAHOO!ニュースにその記事が出ました。 「ストローブ=ユイレを多角的に読み解く書籍発売」 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00000009-nataliee-movi 渋谷…

「フィガロジャポン」に映画評

「フィガロジャポン」3月号に、グルジア映画『花咲くころ』のレビューを寄稿しました。 ソ連崩壊直後の90年代初頭のグルジア(ジョージア)を舞台に、伝統的な誘拐結婚に揺れる10代の少女たちを描いた傑作です。 https://madamefigaro.jp/magazine/figaro/20…

図書新聞に『メイキング』評

「図書新聞」2018年1月27日号に、共訳した『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』の書評が出ました。 ちょっとしたティム・インゴルドのブームが来ているみたい。 評者は文化人類学者の土井清美さんです。 http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/…

毎日新聞に『メイキング』書評

「毎日新聞」2018年1月14日(東京朝刊)、今週の本棚に共訳書の書評が出ました。 三浦雅士・評『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』=ティム・インゴルド著です。 全文、下記で読むことができます。 https://mainichi.jp/articles/20180114/ddm/015/07…

neoneo10号刊行

編集・執筆した「ドキュメンタリーマガジンneoneo」10号が刊行されました。 今号は総特集「環境とネイチャー」です。 映画評論大賞の発表と受賞作の掲載もあります。 詳細&目次 http://webneo.org/archives/44503 neoneo #10[2018 Winter] 総特集「環境と…

週刊読書人にコラム

明けましておめでとう御座います。 今年もよろしくお願い致します。 「週刊読書人」〈年末回顧特集号〉 2017年12月22日号 に寄稿しました。 《2017年回顧総特集》「私の2017年」にコラムを書きました。 下記のサイト、または紙の新聞で読むことができます。 …